昨日で上前の袖が完成したので今日は下前の袖を縫います。
1、下前袖も袖口の三つ折りぐけの折りをして口下の縫代幅を決めます。
2、口下の縫い目から人形の処に7厘(0.1134cm)のきせ分を足した袖幅のへらをして人形を縫います。きせの内訳は口下が2厘(0.0756cm)の人形が5厘(0.189cm)です。
人形は二度縫いしてから縫代を前袖側に5厘(0.189cm)のきせをかけて倒してから後袖の縫代のみ後袖側にきせをかけずに倒して3分(1.134cm)位の間隔で隠しを入れます。
3、袖下の袋縫いを縫います、袖丈のへらから測った袋縫いの前袖の縫代は後袖の縫代より1分(0.378cm)狭くします。
4、袋縫いの縫代を前袖方向に5厘(0.189cm)のきせをかけて片返しに鏝を当てます。
5、人形から袖下を縫い(縫い始めは袖下の縫代に糸の結びをもぐらせてからにすると糸の結びが隠れます)袖丸味を経由して袖口のへらまで縫い横に糸を三~四回からげます。(糸は切らずにしておきます)
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