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和裁、表の素縫い、地衿付け

2009年05月13日 16時08分51秒 | 袷の着物
衿付のへらが済みましたら、地衿付けをします。
 身頃を見て背縫いのきせ山と地衿の中心を合せて待ち針をします。
次に背縫いから衿肩明の丸く欠いたところまで、身頃と衿の釣合いはたいらにして待ち針をします。
 先ほどした待ち針から衿肩明の切込みをはさんで1寸位のところは衿がゆるくなる様にして待ち針をします。
 衿肩明の待ち針から衽下りのへらまで衿と身頃の釣合いがたいらなのを確認して、衿と衽の衽下りのへらを合せて待ち針をします。
 上前地衿の衿先と上前衽の褄下のへらを合せて待ち針をしたら、衽下がりのへらから1寸下と衿先のへらから1寸上の間は衿をゆるくして待ち針をし、流れ(流れ=衽の衽頭から褄下までを斜めに計った長さの事。衿にする流れのへらは衽の流れの長さより1分5厘短くする)の中心に待ち針をしたら、あとは適当に待ち針をして流れを縫います。(流れでは必ず身頃がゆるくなります)衽下りまで衿付をしたら衽下りから1寸上の間は、衿をゆるくして待ち針をします。
 背縫いまで地衿が付きましたら、下前も上前と同じ要領で地衿を付けます。

こちらから”表の素縫い、地衿付け”の動画がご覧になれます。
表の素縫い、地衿付け1  表の素縫い、地衿付け2  表の素縫い、地衿付け3  表の素縫い、地衿付け4  表の素縫い、地衿付け5  表の素縫い、地衿付け6  表の素縫い、地衿付け7  表の素縫い、地衿付け8 

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