音羽台みんなの生活ブログ

社会福祉法人翠生会  特別養護老人ホーム 音羽台レジデンス 板橋区にあるユニット型特養です。

告知です。「春祭り(仮称)」の開催でございます。4月17日(予定)です。

2016-02-13 18:10:48 | 相談員 日記
高橋です。花粉と日々、壮絶な戦いを繰り広げています。

春と言えば…花粉…ではなくて、春祭りだそうです。
すっかり、私はオープンダイアローグな話し合いが大好きになっておりまして。先日、ご紹介した入居者さん(なんかいい言い方はないのでしょうかね。入居者というのも違和感を感じてしまうし、ゲストじゃないでしょうし、うちの施設ではゲストではなく主体だと思うので…住民でしょうか…皆さんの施設ではどうしているのかしらん。入所者とは絶対に呼ばないですよ)が自主的に立ち上げたサロンの場をお借りして、「自分たちの生活の場でしたいこと」を話し合いました。自分たちの生活は、自分たちで決めてもいいはず…ですものね。
随分と意見が出ました。その中から、みんなで力を合わせてできそうなものを、まずはやることになりました。

それが、春祭り(笑)。


やれることからって言ったでしょ(笑)と思いましたが、もうすぐ春なんだからだそうです。
コンセプトは「おもてなし」です。催しものも、皆さんの意見です。催し物の準備も皆さんで行うそうです。スタッフは裏方です。道具の準備や、ご家族への呼びかけ、地域への呼びかけ、ボランティアさん募集などなど。
入居者さんと職員とで手分けして行います。
皆さんの奥さんや旦那さん、息子さんや娘さん、お孫さん、スタッフの家族や地域の方がたくさん来ると楽しいでしょうね~。楽しみです。

「次回の話し合いは2週間後でいいですか?」と聞くと「そんなんじゃ間に合わないでしょ。だから男の人はダメなのよね。計画が立てられない」と怒られたので、来週に開くことになりました(笑)。
「施設長さんに、この企画通せなかったら、あんたクビだからね(笑)。がんばってよ」ですって。おっかないでしょ。

一階の居心地カフェ(仮)(森川すいめいさんは「対話カフェ」もしくは「カフェ ダイアローグ」がいいんじゃないかな…と言ってくださいました…)に、入居者さんと買った花を飾ってみました。季節の花はいいですね。

ご家族の方も、お花をお持ちいただいていいですよ(笑)。花瓶を買って待っています~。


告知を少し。
当施設では、ご家族向けに看取り援助の勉強会を開いております。地域の方の参加も大丈夫ですので、お気軽にご連絡ください。

今回のテーマは講師をお呼びして(初めての外部講師です!)、「終活」について勉強します。もしかしたら、1回では終わらないかもしれませんね。そしたら、続編で。この辺も、参加されている方と対話して決めていきたいと思います。
3月には、ご家族、地域の方むけに「認知症サポーター研修」を予定しています。ご家族が認知症サポーターになっていただければ、もっともっと居心地のよい施設になると思うんです。こうご期待。
4月は、盛りだくさんなのでお休み。
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幸せな施設を皆で作りたい

2016-02-11 13:51:44 | 相談員 日記
相談員の高橋です。

昨日は、個人的な勉強でとあるセミナー(なのかな)に行ってきました。
場所は、新橋。烏森口。

学生の頃、椎名誠さんの私小説が大好きでした。その中で、「銀座のカラス」なる本がありまして、その舞台がこの新橋 烏森口…ここか…と。若かりし頃の椎名誠さんが、小さな新聞社に勤め、怪しい仲間たちとの怪しい奮闘や、物書きになるきっかけとなった新聞作りに没頭しているようなお話だったような。
まぁ、飲み屋さんの多いところですね。新橋。こんなところで働いていたら、誘惑が多いよな…毎晩大変だろうな…でも楽しいだろうな…などなどサラリーマン生活を想像してしまいました。


話はもとに戻り、在宅医療カレッジです。

今回は、株式会社あおいけあ 加藤忠相さんが登壇されました。どうしても聞きたかった方のお話。
以下は、ものすごい抜粋です。大分、私見も交じっています。このままでは危険ですので(笑)、詳しくは、在宅医療カレッジのフェイスブックをチェックしてください。
居心地の良い空間。その居心地の良さは、ケアスタッフと当事者が一緒に作るもの。居心地の良さは、その方によって違う。認知症があっても問題ない。そこを含めて、その方のやりたいこと、できることを一緒に考え、そこにいたくなる、いてもいい居心地のよい環境を作ることが、ケアの専門性であって、日々のルーティンワークはケアではない…
~さんに行うことは、業務。~さんと一緒に行うことはケア。施設のスタッフはお手伝いさんではないはず。ケアの専門性をもった貴重な人材。まずは、その人と一緒にやること。やりたいことを聞いてみること。
本来、ケアとは回復を目指すこと。その先に自立がある。そのために必要なことをコーディネイトすることがケアの専門分野。今の施設は、管理と支配ばかり。あれはリスクがあるからやらせない。これもダメ。これででは全然、入居者さんが生き生きしていない。だから、介護職員はやめてしまう。介護の人は、本来優しい人たち。優しさを発揮したいから働いていているはず。なのに、現場ではルーティンワークとリスク管理ばかり。管理と支配をするために、この仕事に就いたはずじゃないはず。
管理をやめませんか。うちの利用者さんは世話をされているよな顔をしている人は誰もいない。一緒に掃除、一緒にお茶をいれる、一緒に料理を作る、一緒に花を植える…これがケアであり、自立支援。「世話になる」から「役に立つ」に代わるケア。その次が、社会参加。ここまでくれば、役に立つどころか「ご苦労さま」になる。

管理をやめる…以前、いたカフェで登壇していただいた、下河原忠道さんも言っていました。
私の中でも確信に変わりつつあります。

話を聞きながら、今の自分と照らし合わせ、ドキドキしてくる感覚(今はダメだけど、向かっている方向はあってる、大丈夫…的な)がありました。あおいいけあの施設に生活する人、働く人も家族もきっと幸せに違いありません。
音羽台で生活する人も働く人も家族も幸せになるために、方向は定まりました。私たちは、「入居されている方と一緒に楽しいこと」をいっぱいいっぱいする施設になります。

音羽台では介護スタッフを募集中です。一緒に幸せな施設を作りませんか。楽しいことをいっぱいしましょう。
興味のある方は施設まで連絡をください。03-3939-9466 磯貝までお願いいたします。

この後、音羽サロンの方たちと(入居者さんたちです)、居心地カフェ(仮名)で企画会議をしてきます。何が決まるか楽しみです。
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地域清掃と地域のかかわりと

2016-02-11 13:35:14 | 相談員 日記
相談員の高橋です。

以前にご紹介した地域清掃…安心してください、ちゃんと続いていますよ。毎週木曜日の9時10分から行っています。
けれど、少し、変化もあります。

今までは、職員だけで行っていましたが、今は、入居されている方も参加しています。


「これから地域のお掃除するけれど、よかったら一緒にやりませんか?」の問いに「お、行きましょう」と二つ返事のお父さん。
「これから地域の掃除をするけれど、どう?寒いけれど…」の問いに「寒くなんかないわよ。ちょうど、ひまだっとのよ。いいわよ。」とお母さん。

近所の八百屋さんからは、「ありがとね~助かるわ~」と声がかかれば、「いいのよ。たいしたことないんだから」と返事。この当たり前の、ご近所の会話が施設にいるとなくなってしまうンですよね。


車いすに乗っていても、道具次第ではきちんと掃除ができます。


お二人のおかげで、この通りのたばこやガムなどのゴミはなくなりました。


散歩じゃ、何とも物足りない。でも、地域の為の掃除なら喜んで協力してくださる。やっぱり、入居者さんは偉大だな。
毎週続けることを約束しました。(高橋に約束させられました)

お礼に、居心地カフェ(仮名)でコーヒーをごちそうしましたので、約束は守ってもらいます(笑)。


再度、いたカフェのお知らせです。まだ、お席に余裕がございます。
一緒に、良い話を聞いて、素敵な仲間と出会い、幸せな街を作りましょう。ご連絡をお待ちしております。
電話連絡でもかまいません。高橋までどうぞ。
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カフェといたカフェと

2016-02-08 19:08:20 | 相談員 日記
こんにちは。相談員の高橋です。

最近、すっかりと入居者さんと通所の利用者さんの話題の的になっている(はず)のカフェ。
すこしずつ形になってきました。

皆さんの意見をまとめると…カフェのイメージは「すっきり」であり「JAZZ」であり「大正ロマン」な感じ。
そして「会話が弾む」場所であり「昔を少し思い出す」場所であってほしい。

自分たちの「家族」をもてなす場所であり、地域の「こどもたち」と一緒に遊べる場所であってほしい。
開かれた対話から生まれた、皆さんのイメージ。

なんとなく、イメージができてきました。


みなさん、「緑があった方がいい」というので、緑をたくさん購入。緑を見て怒る人はいないと。確かに。
季節の花もあってもいいかもしれません。
実は、私、花屋になりたかった時期もありまして…自分の夢も叶えちゃおうかな…なんて。


まずは、この場所でミーティングやサロンを開催してみて、居心地を聞いてみます。
来週は、用意したコーヒーの試飲会と値段設定を予定しています。値段については、結構、皆様シビアです。
安すぎるのはダメ。おいしくて、そこそこお値段が張ってもいい。楽しみ。


第四回 いたカフェ架け橋が2月22日(月)に開催されます。
今回は、地域包括ケアに焦点を当てます。
まだまだ、参加できます。皆様の参加を心よりお待ちしております。
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開かれた対話から生まれるもの

2016-02-05 21:03:11 | 相談員 日記
相談員の高橋です。

今日は、音羽台で看取らせていただいた方のお通夜に行ってきました。とても安らかな表情をされていました。ご家族からもお言葉をいただき、よい仕事ができたのかな…と感想を持たせていただきました。ありがとうございました。

最近、思うんです。入居されている方たちの生活は、入居されている方を交えて話し合わないといけないのではないかと。
開かれた対話(オープンダイアローグ)を知ったことがきっかけになり、入居されている方たちと、話し合うことが増えました。

最近では、一階ロビーにカフェと駄菓子屋さんの開店を企画しています。当初は、職員本位に企画を進行していました(はるか前にブログにアップしたかもしれません)。でも、どうにも行き詰る…。
そこで、今は、入居の方の代表、デイサービスにおこしの方たちを交え、毎週、企画会議をしています。施設に住む方たち、施設を利用する方たちを話に交えないで、良いものができるわけがありません…と気づいたのです。自分たちがほしいサービスは自分たちで作ってしまうのです。音羽台の入居者さん、利用者さんは、すごいのです。


店名は、ニュー成増カフェになりそうな感じです。変わるかもしれませんが。このへんも、皆さんで決めています。


いろんな意見が出てきます。意見から始めます。言いっぱなしで結構です。


自分たちがほしいカフェ、地域の子どもたちが遊びに来てくれる駄菓子屋…


できるといいな。
楽しみに続報をお待ちください。

そういえば、入居者さんが立ち上げたサロンで、レクリエーションの企画会議も行われていました。

こちらも楽しみです。
オープンダイアローグが、じわじわと自然な形で浸透していくと、みんな幸せになる気がします。
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