ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

文化施設

2011-06-14 23:13:42 | Vision East
 ほぼ2週間に一度必ずここに来ます。
 結構良い場所なのですが、何時来ても70点ぐらいなのです。



 安芸郡田野町にある文化センターです。
 ここにある図書館に本を返しに来て、また何がしか借りてゆくのです。
 その頻度が2週間なのです。

 2週間ごとに5冊を借りてくるのですが、何冊か返して残りをそのまま借りてくることもあります。時々は本が行方不明になって探し回ることもあって、冷や汗をかいています。

 いつも思うのですが、どうも新刊購入の予算がなさそうです。
 年間にどのぐらいの予算が計上されているのか不明ですが、高知県の東部地域の貴重な施設なのです。広域予算でも回してあげて欲しいですね。

 施設として高知県の東部地域としては一流ですからね、高知から東では香南市(旧野市)の図書館に次ぐ施設かと思います。それだけに中身としての在庫の充実についてお願いしたいところです。

 この場所に来るたびに70点なのです。今日のマイナス30点はパソコンが故障していたことですね。
 なかなか100点は難しいのです。
 
 いつもお世話になっています。
 いつの間にか受付の女性とは顔見知りになってしまいました。
 かわいいですよ。

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偶然遭遇

2011-06-13 09:57:01 | ちょっといい話。
 一枚の写真を忘れていました。



 先日新聞に紹介されてから、店の前に客が並ぶようになった、安芸郡北川村野友のラーメン屋です。
 うれしくなります。

 山郷に行列が出来る店が出来ているのです。

 この店が出来て以来2~3度行ったかな。
 いつも醤油ラーメンと餃子。

 結構うまいです。
 この行列、多いときには20人ほども並ぶそうです。隣の自動車整備で聞いた話です。

 いごっそうラーメンです。
 並んでも食べたいと言うのですから、たいしたものです。
 今まで高知県の東部地域では見た事がなかった光景です。
 ただ問題が1つ。
 車の駐車場が多くないって事です。道路に縦列駐車して店に駆け込んでいるようです。
 最初からこうした状況が想定されたわけではないのですから仕方なしですがね。

 奈半利町には行列どころか、商店街に人が歩いていないのです。
 残念ながら。
 はは!!。笑ってごまかすしかないようです。

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自然は正直です。

2011-06-12 15:10:12 | 花の谷
 昨日、雨で花の谷にいけなかったことから、今日午前中に行ってきました。
 作業はやっぱり雨が降っていて出来ませんでしたがね。
 写真は撮ってきました。

 安芸郡北川村宗の上。
 雨が降って水量が増している渓流は、普段の優しさ感じよりダイナミックで良い印象でしたね。



 自然は正直です。多くの雨が降れば沢を流れる水量は増える。
 ただこの沢の水はきれいなままです。
 


 増えた水量に驚いていたのですが、私の足元にあった笹竹が下流に向かってなぎ倒されているのを見ると、今より30cmは水量が多かったことになります。
 へ~~~といった感じです。
 沢の水量は急激に増えるのでしょう。これからこの場所で遊ぶのですから気を付けないといけません。



 次は予定通りこの木の下に平地を作り、ベンチを置きましょう。
 石垣を木の下に築いて、先ずは平地を作ります。

 それからベンチです。



 かつてのこの場所の写真です。
 随分と変わったと思います。
 少しずつ少しずつ変わっています。
 あと1月ほどです。

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雨中の行進

2011-06-11 12:13:29 | ちょっといい話。
 奈半利町の街中ガイドを午前中決行しました。

 良い話かどうか判りませんが、マア参加者が元気、元気。

 土佐くろしお鉄道の主催で開催されたウォーキングなのですが80人ほどいた参加者がさすがに60人ほどになっていました。それにしても皆さん元気でした。



 くろしお鉄道のスタッフです。

 ずっと凄い雨が降っていたのですが、誰も止めようとは言いませんでしたね。
 若いスタッフのがんばりは、賞賛に値します。



 奈半利駅前で少しご挨拶です。

そして、いざ・・・。




 この元気は何処から来るんだろう。そんなことばかり考えていた今日のガイドでした。 雨合羽の準備をしている方はまだしも、雨の日に傘をさして、歩く。それも電車に乗ってここまで来て8.9Kmですからね。

 私達のガイド最終地点、藤村製糸株式会社から元気にモネの庭に向かって、北川村方面に行ってしまいました。

 ウォーキングツアーを企画するとお天気に左右されますから大変です。

 しかしアノ元気を見せ付けられるとこちらまで元気をもらったような気がしています。

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夢の共有

2011-06-11 05:40:35 | 昔話
 昔話です。

 随分と前の話です。そして新しい話です。

 こんな題がつけられた新聞記事を随分と前に読みました。

 題は「夢の共有」。未だに最も印象に残っている新聞記事です。

 昨日、実行委員会の発足式についての感想をブログに書きました。
 書いた後考えたのが、そして思い出したのがその記事のことでした。

 その記事のコピーを読んで改めて、色々なことを思い出しておりました。
 こんな記事です。

 世界的な企業の現状について紹介したあと、
 「全社員が共有できる夢を失った企業の凋落は早い。全社員や得意先、得意先すべてに、共有できる夢を提供し続けることこそが経営者の役割である。」さらにこのように続きます。
 「経営者の夢は言葉や経営方針だけではなく、実際の日々の言動やその一挙手一投足から、社員は敏感に感じ取る。それに共感して人生を賭ける人材がどれだけ集るかが企業の命運を決する。」という。

 そうして最後にこんな言葉で締めくくられているのです。

 「世界的企業でも日進月歩の技術進歩の世界では、誰も意見できないトップの視野が狭ければ凋落は一気である。夢を共有している企業かどうかが問われている。」

 新しく発足した新しい実行委員会という組織は、トップの委員長と私たち末端の委員との間で夢の共有ができているのだろうか。
 彼とは、ろくに事業について話したこともないのですから「夢の共有」などあるはずがないのです。

 ただ,もし私のほうに問題があるならば、だまってこの委員会から出て行かなければならないでしょう。

 組織したということはそういうことだと思っています。

 モシそうでなければ、この実行委員会。発足式の後、そのまま崩壊に向かうことになる。
 それも仕方ないことです。

 今まで30年ほど続けた地域活動の総決算がこの実行委員会で出来る、楽しめると思ったのですがね。真に残念です。



 山の神様が笑っているような気がする。
 「未熟者め!!」てね。

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 まあ、何か他にやれることがあるでしょう。
 取り組める何かがあるはずです。
 誰かの役に立つ何かが出来るでしょう。
 今日は奈半利町の街中のガイドをする予定です。

 雨、大丈夫かな?

 

知らなかったのです。

2011-06-11 01:33:07 | 建造物入門
 こんなものが出来ているとは、知らなかったですね。



 この木は安芸郡馬路村馬路の馬路温泉の敷地内にあります。安田川にそって少し上流といえばいいのか、すこし行ったつり橋のところにあります。

 木の周りを囲むようにして板が張り巡らされて、ちょっとしたデッキのような、見晴台が出来ていました。

 時々キチンと見ていないと、こんなことになります。

 馬路村は角に置けないのです。

 色々と工夫をして、出来るもの探しをやり続けているようです。

 うらやましいことです。

 ただ馬路温泉にお見えになった方々も、知らないんじゃあないかな。
 「こんなものがある。」観光客に気づいてもらうまで、ほっとく。

 これは贅沢と言うものです。
 どこかにツリーハウスを造りたいね。
 朝目覚めると、小鳥が・・・。
 良いじゃあないですか。
 これも贅沢です。

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こんなので良いはずがない。

2011-06-10 21:42:16 | 森林鉄道物語
 こんなやり方で良いんだろうか。

 今日は午後3時から奈半利町で魚梁瀬森林鉄道の100周年記念事業実行委員会発足式が開催されました。

 実行委員会の発足式なのですが、なにやら不透明感があって欲求不満状態になっております。

 明治44年に中芸地域の奥地にある森林資源の搬出を目的として森林鉄道が敷設されたのですが、閉鎖されて以後ほとんどの軌道が現在は道路として利用されています。
 地域密着型の歴史資産なのです。

 このたび魚梁瀬森林鉄道の開設100周年を記念して事業を実施することから、なぜだか私も実行委員として選任されていたのです。それで今日の発足式に参加していました。

 それが、事業内容も、予算も分からず役員人選をするだけの会だったのです。その人選も私の提案は無視され、勝手に採決、さらに採決での結果まで誤魔化されてしまいました。

 進行役がカウントもせず、決定してしまいました。いかにも行政的というか、お役所的というか、困ったことです。

 進行役の「過半数ですね」アノ発言は当分の間、忘れないでしょう。

 5ヶ町村が協力して事業遂行するべき事業の役員を奈半利町だけで独占するとは、よくわからんね。

 意図が見えない分だけ、事業遂行に不透明感を感じています。
 事業遂行の役員は名誉欲だけでなるものでないと思うのですがね。

 閉会の言葉が後の懇親会の時間の話ですから、後は推して知るべしなのです。
 この発足式に出て、皆、どのような事を思い描いたのだろう。
 そうしたことを他の人に聞く必要もないのですが、なにしろ100年に一回の記念事業ですからね、少し気になります。

 事業内容について色々と考えていたことが、急に色を失い、熱も冷めたような気がしています。
 もちろん後の懇親会は欠席です。

 ま!!。自分の仕事に専念できるというものです。

 60年も生きているといろんなことが起きるものです。

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よく寄る店

2011-06-10 14:42:48 | 田舎の理屈
 田舎の良い店です。今日は南国まで仕事で行っていたことから帰りにまた寄らせていただきました。

 場所は安芸郡芸西村和喰です。国道と松林の間に小さな店があります。
 「儲かりゆうかね。」いつもの挨拶代わりです。

 また、芋のてんぷらとトマトを買ってきました。
 てんぷらが100円。トマトが100円*2。合計300円でした。

 年齢不明のオバちゃんがお店番をしています。
 笑顔がかわいいおばあちゃんです。



 田舎ではこうした店が増えてきました。
 ロードサイド店なんですが、季節ごとの野菜があって新鮮ですし、安いし良いことづくしです。


 ぜひ前を通った時にはちょっと立ち寄ってみてください。

 そういえばこのブログで、お店紹介をしたのは初めてかな?。


 東から芸西村に入ってすぐの場所です。

 店の名前??。
 しらないなあ。

 ほとんどここに立ち寄るときは、高知市内からの帰り道ですから夕方になってしまいます。車で高知から出て1時間弱、小休止にはぴったりの場所でもあります。

 

ただ合掌

2011-06-05 23:34:56 | 観光資源提案
 今日は久しぶりに魚梁瀬千本山付近に行ってきました。付近と書いたのは、今日は雨でしたから山に登ることが出来なかったからです。それでも登山口から橋を渡って「橋の大杉」を見て5分ほどのところで引き返してきました。

 森林管理局の主催で40人ほどの参加者を得てツアーが成立していたのです。

 千本山の自然は圧倒的な迫力で迫ってきました。
 前に立ち仰ぎ見ると神々しくさえあります。
 静寂の中に



 森の巨人達は相変わらずそこに立っていました。
 まっすぐ天に向かって伸びていました。樹高なんと50Mなのです。
 

 

 樹幹の凄さを、感じずにはいられませんでした。
 今日は小雨の中でしたから、あたり一面湿度100%。しかし蒸し暑くもなく清清しいひと時でした。

 参加者にも楽しんでいただけたようです。表情を見ていれば分かります。
 よく質問も出て、好い時間を過していたようです。



 そっくり返って、仰ぎ見て、そして笑顔が満ち溢れるのです。
 凄いとしかいい様がないのです。抗いようのない存在なのです。



 またそのうち仲間と共に出かけて見るつもりです。

 「おいおい、また変な奴らが、ちっこい奴らが来たぞ。しかし賑やかな奴らだなあ。」
 「まあ一緒に遊んでやるか。」

 山の精霊たちの会話です。山の空間。空の間。ただ何もない場所ではありません。
 何かがいる。のです。

 木肌に手を置く人。耳を木に付けている人。ずっとレンズを向けている人。
 ただじっとしている人もいる。それぞれなのです。
 みんな素直になっています。自分の気持ちに向き合っています。

 ガイドを質問攻めにしている人もいます。
 ただはしゃぎ騒いでいる人はいません。

 千本山です。高知県安芸郡馬路村にあります。
 ただ頭をたれて合掌。
 今日もありがとうございました。



 この場所を保護林にした人は、実に普通の感性を持った人です。
 大切のものをひたすら守ろうとしたのですから。
 
 誰から守ろうとしたのかって?。
 それは物事がわからない奴らからです。


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覚悟があるか

2011-06-02 13:58:36 | 手前かってな推論。
 あと数時間で採決が行われます。どうなるのか?
 2009年9月に300議席を越える絶対安定多数を獲得した民主党、政権交代が実現したのですがまだ2年も経っていない時期に不信任決議案の採決なのです。
 自民党ではダメだと民主党にシフトしたのですが、こちらもダメでしたね。

 最初の鳩山由紀夫氏は、小沢一郎氏の「政治とカネ」問題、沖縄の普天間基地移設問題などで内閣総辞職になりました。
 
 次の菅内閣も3月の震災がなければ、既になくなっていた可能性があったのです。


 今回、不信任案が可決されれば、菅首相は衆院解散・総選挙に踏み切る構えを見せています。さてね、その覚悟がありますか。
 いま解散総選挙をやればどうなるか。分かっているはずです。
 最もリスクが高いのは、小沢チルドレンといった、先の選挙で新たに代議士になった方々でしょう。ほとんどの方々が落選することになるのですし、当然政権は再度自民党に担っていただかなくてはならない事になるでしょう。未だ多くの方々が地盤を造ってはいないでしょう。風が吹いて議員になっただけですからね。
 小沢チルドレンの方々にそんな覚悟がありますか。

 内閣総辞職の可能性について考えると、どうだろう。
 菅さんは、小沢さんを含めて内閣総理大臣の役職を禅譲することはないと思うのです。
 無駄な意地を通そうとするでしょう。そんな気がします。

 党内には、東日本大震災で東北地方を中心に壊滅的な打撃を受けたことで、衆院解散・総選挙は事実上、不可能だと見る向きもあります。しかし、首相はすでに衆院選は実施可能だとする政府の立場を明確にしようとしています。首相に近い議員の一人は「首相は反対する閣僚を全員罷免してでも、解散するつもりだ」と強調しているのです。
 脅かしですね。解散するよ。困るのはあなた方ですよといっているのです。

 首相周辺には、大量の造反者を除名処分か離党勧告処分とし、その選挙区に刺客を擁立して選挙に臨む構想を口にする向きもある。そんなことが出来るなら、地方選挙であれほど無様な状況にはなってないのです。

 もう少しで採決です。待ちましょう。
 ほとんどの代議士の覚悟が見えます。
 自分達の保身や体裁の繕いに腐心しているかどうかがわかります。
 国会議員は本来日本全体のことについて考えていただくための役割を担っているはずです。

 米格付け会社ムーディーズは31日、日本国債の格付けを現在の「AA2」から引き下げの方向で見直すと発表した。同社は今年2月に菅政権の財政運営に対する不信感などを理由に日本国債の格付け見通しを「安定的」から「格下げ方向」に引き下げていたのです。それをさらに引き下げようとしています。

 外国の方々も原発への関心は当然ですが、この非常時に政治が混乱している現状をどう思うのか、評価はどんどん下がっています。困ったもんだ。

 ただ為替は下がらない。1ドル81円台から動かないのです。
 なぜだろう。円高ドル安です。どんどんドルが売られて円が還流しているのです。
 円安には当分振れないのかな。輸出企業が楽になるだろうにね。

 多分採決は否決かな。仕方ないねえで終わるでしょう。
 そんな気がする。
 そしてまた責任の転嫁が始まるのです。

 日本中が震災で震えています。未だに余震が続いています。
 とくに東日本で揺れています。
 そして、南海と東海の間が静まり返っています。

 こわいね。妙に静かです。嵐の前の静けさならぬ大地震の前の静寂なのでしょう。
 当てにならないものは、ほっといて、自分で出来ることをやりましょう。


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