日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

幼児期のピアノレッスン風景

2005年07月06日 | ピアノ教室
Kei's 音楽教室の管理人keiです。<(_ _)>

小さい生徒さんと一緒に『ボーとこぎ』の歌を歌おうとしていた時の事。生徒のRちゃんにはあらかじめMDを渡してありますから、よく知っている曲です。楽しい、元気のいい曲ですし、振りをつけて一緒に歌おうと誘ってみますが、歌おうとしません。おかしいなぁ~。。。それまで流していた何曲かは、口ずさんでいたのに。ヽ(~~~ )ノ ハテ?

よく聞いてみるとRちゃんは、「お部屋が海になったら、困る。こわい」と言います。
おぉーーー!

歌詞には、「えいほっ!えいほっ!両手を揃えて、ボート漕ぎ。こいでりゃお部屋が海になる~~♪」とあるんです。あはは(~_~;) そりゃー、こわいわよねぇ。お部屋が海になるんだもの。。。。

5才の子の想像力には感心させられました。その素晴らしい空想力を壊してはいけないので、「高い、椅子に座ってれば恐くないからねー」と言い、なんとかその歌を歌いましたが、心配だったのでしょう、時々、足元を見ていました。(^_^;)

しかし、驚きました。〃◎_◎〃 今まで何年もこの歌を生徒さん達と歌ってきましたが、そんな感想を言ったお子さんは初めて。絵本が大好きなRちゃんなので、空想の世界へよく入っていけるのかも知れません。

こんな柔軟な幼児期にはレッスンの中でも、音楽で情景を表わしたり、例えば「走ったり、歩いたり、空を飛んだりなど」、また、音から連想される状況を表現する、例えば「救急車の音、物売りの音、踏み切りの音など」こうした音楽を聴かせてイメージしてもらう事が、小さいお子さんには情操教育や音楽教育になるでしょうね。(*^^*)

実際、私がいろいろ表現してみせた後促すと、Rちゃんなりの「走る時、歩く時、救急車など」をしっかり音で表現していました。
すごーーーい!!
Rちゃんにとって、上出来な「音表現」初体験でした。

もっともっと、いっぱい誉めてあげたらよかったなぁ~~~

人気ブログランキング
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする