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先日テレビで日本では、年間30万匹の犬などが殺処分されているという番組を見た。ペットブームの中で、狭いゲージの中で何度も帝王切開で赤ちゃんを産ませられ、すぐに母犬から離され、ペットショップで、売られる。ぬいぐるみのように、買われ、そして捨てられる。などなど、、、。一匹の殺処分で、2万8千円の経費がかかるそうだ。年間84億円の税金が、殺処分のために使われている。一方ドイツでは年間5万匹が捨てられるが、ティアハイムという、犬の国立孤児院がドイツ全土に500以上あり、殺処分0への取り組みが行われている。ペットショップには、ペットはいない。きめ細かく法律が整備されている。孤児院で飼い主が見つかっても、すぐには渡さない。犬との相性や大切に育てられるかを何度も、孤児院に通って、見極められてから、渡される。このことに税金が使われる。日本はこの事実に関して、野蛮だ。私のスタジオのゴールデンレトリバー”ばんくん”はみんなの人気者だ。会員さんも近所の子供たちも、ばんくんが大好き。今朝も3歳くらいの女の子が”ばんくんちの人だ”と言った。こんなにも私たちを癒してくれる動物たちが、お金儲けのために生まれ、そして、殺される。言葉がない。ドイツに少しでも近づかなければ。
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