こんにちは。ぱどまの会のhottaです。
ぱどま堂のブログにもちょこっと書きましたが、先日、インド映画「パッドマン 5億人の女性を救った男」を劇場で観てきました。
インドでの公開は今年の2月頃だったでしょうか。同時期に上映予定だった「Padmavati」の政治的問題が拡大し公開がズレ込んだため、似たような名前
の「Padman」の公開もずらしてもらった、という情報がネットに出ていた事を思い出します
(内容は全く違うのですが・・・
)。
映画の舞台は2000年代のインドールとマヘシュワーラ。劇中には聖地マヘシュワーラ(シヴァ神の意味)にある聖河ナルマダのガートを主人公が自転車で走り抜けるシーンが何度も現れ、その度にナルマダ河の美しさに魅了されます。(その地域での挨拶もナマステじゃなくて「ナルマーデー・ハール」なんですね~)
ストーリーは、主人公のラクシュミことラクシュミカント(「ラクシュミー女神の家」という意味。つまりヴィシュヌ神のこと)が愛する妻ガヤトリのために生理用ナプキンを作る話が中心です。そして其れと共に「不可触」という価値観が、時代とともにインナーチャイルドを纏って、穢れ・不浄・恥・常識外など此の世的価値観へと変形し、インドの中に流れている様が描かれています。
様々な文化的背景を考えながら観ていると中盤までは少々辛さもありましたが、これを最後に「インドは問題が多いから有難い」と捉えるラクシュミのセリフを聴いた時は、感動とともに反省の念が湧き出ました。
苦労を「いっちょ苦労するか!」と捉えると苦労ではなくなる。
そう私がブログに書き撒くっていたのは、たった5年程前。
でも喉元すぎれば何とやら。最近は「いっちょ苦労」するどころか、何とか苦労や困難や問題を遠ざけようとしていました。
そりゃ簡単には、グルグルかき乱され、非難され、評価されない事を「有難い」とは思えないけど
耐え続ける力をもち、自分の未熟さを顧み、これもご神仏からのご加護だと感謝し
それを馬鹿正直に何度も何度も遣り続けていれば、いつかは私もラクシュミのように
「苦労は有難い」
と、小さい子供でも分かるような簡単な言葉で表現できるようになれるかもしれない
観終わった後、そんな気持ちになりました。
また映画から学ばせて頂きました。合掌。
あ~ナルマダ河に浸りたいぃぃぃぃ~~~
映画「パッドマン 5億人の女性を救った男」公式HP←この中の松岡環さんのコラムが素晴らしいです。是非ご一読ください。
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