ぱどまの会日記

ヨーガとインナーチャイルドの癒し方とアーユルヴェーダ

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アーユルヴェーダやヨーガにはインナーチャイルドを癒すヒントが沢山つまっています★★ヨーガで心も体も魂もリフレッシュ!ヨーガ教室再開しました。どなたでもご参加頂けます ★★アーユルヴェーダおはなし会、ヨーガ、インナーチャイルド癒しのレッスン、ぱどまの会・ぱどま堂で行っております★★

近日開催!6月10日アーユルヴェーダセミナー

2007-05-31 | アーユルヴェーダ
鍼灸師のためのアーユルヴェーダセミナーまであと10日となりました。
申し込もうか?と考え中の先生方。お早目にご連絡ください!


「アーユルヴェーダ医師による
鍼灸師のためのインド医学・アーユルヴェーダ・セミナー

Ayurveda For Health And Healing」

日時:平成19年6月10日(日)午後2時~4時30分
場所:武蔵野商工会議所会議室(JR吉祥寺駅より徒歩6分)
   tel 0422-22-3631 www.musashino-cci.or.jp
講師:Dr.ビーマ・バット
参加対象:鍼灸師・マッサージ師・柔道整復師
    その他医療従事者 日本アーユルヴェーダスクール在校生・卒業生
     各種医療系専門学校学生
募集人数:30名
参加費:¥5,000 専門学校学生¥4,000

講演会内容:

1)アーユルヴェーダ概要
アーユルヴェーダとは?から特徴であるドーシャ理論・五大元素理論、体質論、マルマ理論(経穴の元といわれている)などご紹介します
2)疾患別 食とライフスタイル
 アトピー・喘息からインドでも患者数の多い脊椎症・糖尿病など様々な疾患し対する生活習慣・食事習慣の適・不適を紹介します。
3)症例とアーユルヴェーダ治療
アーユルヴェーダ=オイルマッサージではありません。使用する基材や漢方とも共通する薬剤をビジュアルを交えてご紹介します。(デリーの病院での治療風景もご紹介する予定です)
4)質問コーナー
★日本語への同時通訳がつきます

Dr.Bheema Bhatの紹介:

ホーリー・ファミリー・ホスピタル(インド・デリー)アーユルヴェーダ部門部長
世界保健機構アーユルヴェーダ部門担当顧問
インド中央政府 首相/大統領顧問医師
岐阜県代替医療推進会議メンバー(アーユルヴェーダ部門担当)


お問い合わせ 
ぱどまの会(Ayurvedaはりきゅう ぱどま堂)担当 堀田
0422-55-5428 info@padmado.com



アーユルヴェーダの薬草 アーマラキー

2007-05-27 | アーユルヴェーダ
6月10日(日)「鍼灸師のためのアーユルヴェーダセミナー」まで2週間となりました。日々こちらのblogをご覧いただいている方が増えて、大変うれしいです!

さて、今回のセミナーでは様々な疾患に使用するハーブの名前が出てきます。
そのうちの一つ「アーマラキー」についてご紹介します。

アーマラキー
和名・アンマクロ 学名・Embelica offcinalis
すぐれた強壮剤 精力促進剤 眼によい ピッタ性出血・熱病・疲労・嘔吐・便秘・腹部膨満感によい 熱に壊れないビタミンCが含まれている 抗酸化作用が強い 抵抗力を高める 古典《チャラカサンヒター》では「これに勝る強壮剤はない」といっている(出帆新社 アーユルヴェーダで治すアトピー より)

聞きなれない名前の植物ですが仏教伝来の際に日本に入ってきた薬草の一つ。現在も奈良の正倉院に現物が残っています。
インドやネパールでは生の果実でビタミン補給。特に女性は肌がきれいになる!とポケットにいれてチョコチョコかじっています。

最近は日本でも手に入るアーマラキー。セミナー当日はアーマラキーのパウダーを会場でご紹介する予定です。(写真はアーマラキーの木です)



シローダーラは有効か?

2007-05-23 | アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダというと、頭にオイルをたらす「シローダーラ」。こう考える方も多いでしょう。確かにアーユルヴェーダサロンの写真の殆どは、このシローダーラをおこなっている姿です。某クレジットカードのCMでも「アーユルヴェーダ 3000ルピー」というナレーションとともにモデルの女性達がシローダーラを受けてます。(あんな風にセラピストは踊りませんが・・・)
シローとは「頭」という意味です。眉間や額に適切な薬剤を使用した適温の液体をたらす事で、脳内ホルモンの活性を促し、ストレスやアレルギー、頭痛などにも効果があります。

先日患者さんから「シローダーラを受けてみたいのですが」と質問されました。実は私が院長をしております治療院ではシローダーラはおこなっていません。なぜかというと、先ほど申し上げた「適切な薬剤を使用した適温の液体」。ここがポイントなのです。

シローダーラを行っている日本のサロンの殆どがゴマ油を使用しているのが実情です。しかし実は熱が頭にこもっているような方は、ゴマ油のダーラでは頭痛が生じます。実際、以前Dr.Bhatが日本で行ったセミナーに出席していた方の中に頭痛の経験者が10人以上いました。私もその一人です。
Dr.Bhatはデリーの病院で年に1000件近くのシローダーラを行っているが、頭痛の経験はない、と言い切りました。そしてこのセミナーの直後に私はドクターの病院でシローダーラを受けました・・・全く頭痛はありませんでした。その時使用したのは薬草入りのミルクでした。

アーユルヴェーダのトリートメントの基本には、この「適切な薬剤を適切な(温度など)環境で行うこと」の重要性が説かれています。
私の治療院では全ての患者さんに適切な薬剤を使用したシローダーラを行うには現況では問題が多数ある、と考えてシローダーラはあえて行わない事にしています。
その代わり受けたいとご希望の方には、他の優れた治療院をお勧めします。そして鍼灸院でも可能なシローダーラの代わりになる東洋医学的技術を、アーユルヴェーダの理論の元に研究しています。

日本アーユルヴェーダスクールの卒業生・在校生の皆様    &医療従事者の皆様へ

2007-05-19 | アーユルヴェーダ
6月10日に開催するアーユルヴェーダ・ドクターDr.Bheema Bhatのセミナーまで、あと3週間になりました。
鍼灸師・マッサージ師・柔道整復師の先生方のほかにもお問い合わせを頂戴しております。ありがとうございます。
そこで、席に余裕がございますので
私(世話人hotta)の母校、そして師匠Dr.Krishna U.K.が校長をしております
日本アーユルヴェーダスクールの在校生・卒業生の皆様&他医療従事者の皆様も
今回のセミナーにご参加いただけるように致しました。
お申し込みの際にお伝えください!
尚、内容が医療専門家向けになっておりますのでご了承ください。
また、一般の方のご参加は日本アーユルヴェーダスクールのHPをご覧ください。

鍼灸師にも可能です

2007-05-17 | アーユルヴェーダ
先日タレント(??)の○○姉妹が南インドにてアーユルヴェーダの治療を受ける、というテレビ番組が放送されたそうです。

そこで紹介された治療法の殆どは、薬用オイルを使用したもの。「眼にバター」という新聞のラテ欄を見ましたが、これはバターではなくギーという純正乳脂肪。ネートラタルパナという名前の治療法で、ドライアイや眼精疲労に大変効果があります。
ただ患者さんを裸にするのに抵抗がある、オイルの処置の問題や保険申請の都合上オイルを使用したトリートメント(治療)は難しい、やっぱりエステに見える、など二の足を踏んでいる先生方もいらっしゃると思います。事実私も今まで試行錯誤してきた一人です。
アーユルヴェーダはテクニックだけではありません。
アーユルヴェーダはサンスクリット語で「生命の知恵」という意味です。病の予防と治療のための哲学論であり医学論です。
したがって様々な医学の道を進まれている先生方の一遍を担うことができる知恵が詰まっていると思います。
つまりスキルは鍼灸、論理の一部はアーユルヴェーダという事も可能なのです。
インドの医学なのに!?と思われる方。
ブッタの主治医はアーユルヴェーダ医師です。つまりアーユルヴェーダは仏教伝来の際に日本に入ってきた医学です。決してニューエイジセラピーではありません。
この事については、是非セミナーから感じてください。

ところで○○姉妹はアーユルヴェーダを受けて「すごい、すごい!」と連発していたそうです。けど薬草が染みきったナックスボミカの木で作られたベットが殊更怖かったようです・・・

ラサーヤナ(若返り方法)

2007-05-15 | アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダ(インド医学)には西洋医学のように専門が8つに分化されています。内科・外科・小児婦人科など馴染み深い専門科のほかに強壮法科・強精法科という独自の部門があります。
強壮法科は若返りを目的にしています。これは見た目の若返りも含みますが、たとえば内臓機能や代謝力など、特に内面の若返りに重点をおいています。なぜなら内面の若さが、結果長寿に結びつくからです。メタボリック・シンドロームなど以前は成人病といわれていた分野の治療もここに含みます。
この強壮法を専門用語でラサーヤナといいます。そして、このラサーヤナが今、各国の医療部門から注目されています。
日本の大学病院でも健康的に年齢を重ねる研究が近年盛んです。国家予算内に占める高齢者の治療費を削減するのが大きな目的です。そして、実際インド医学からヒントを得ている大学も多いそうです。

今回のセミナーでは、このラサーヤナ(若返り方法)についても触れる予定です。

Ayurveda for Health and Healing

2007-05-06 | アーユルヴェーダ

セミナーの内容を詳しくご紹介します。

「アーユルヴェーダ医師による
鍼灸師のためのインド医学・アーユルヴェーダ・セミナー

Ayurveda For ヘルス&ヒーリング

日時:平成19年6月10日(日)午後2時~4時30分
場所:武蔵野商工会議所会議室(JR吉祥寺駅より徒歩6分)
   tel 0422-22-3631 www.musashino-cci.or.jp

講師:Dr.ビーマ・バット
参加対象:鍼灸師・マッサージ師・柔道整復師 および各専門学校生
募集人数:30名
参加費:¥5,000 学生¥4,000

講演会内容:

1)アーユルヴェーダ概要
 
アーユルヴェーダとは?から特徴であるドーシャ理論・五大元素理論、体質論、マルマ理論(経穴の元といわれている)などご紹介します

2)疾患別 食とライフスタイル
 アトピー・喘息からインドでも患者数の多い脊椎症・糖尿病など様々な疾患し対する生活習慣・食事習慣の適・不適を紹介します。
3)症例とアーユルヴェーダ治療
アーユルヴェーダ=オイルマッサージではありません。使用する基材や漢方とも共通する薬剤をビジュアルを交えてご紹介します。(デリーの病院での治療風景もご紹介する予定です)

4)質問コーナー
★日本語への同時通訳がつきます

Dr.Bheema Bhatの紹介:

ホーリー・ファミリー・ホスピタル(インド・デリー)アーユルヴェーダ部門部長
世界保健機構アーユルヴェーダ部門担当顧問
インド中央政府 首相/大統領顧問医師
岐阜県代替医療推進会議メンバー(アーユルヴェーダ部門担当)


お問い合わせ 
ぱどまの会(Ayurvedaはりきゅう ぱどま堂)担当 堀田
0422-55-5428 www.padmado.com  info@padmado.com


 


医学は師より直接学ぶもの

2007-05-03 | アーユルヴェーダ
医学は本のみから学ぶ事はできない

世界中の全ての医学に関わる人は、このようにいいます。
アーユルヴェーダも例外ではありません。

アーユルヴェーダをオイルトリートメントの一つと思っていらっしゃる方が日本には沢山います。それは施術のプロである方にも多くいらっしゃいます。
しかし、アーユルヴェーダは医学です。東洋医学の礎です。
治療法と予防法を併せ持ち、その後の様々な医療(西洋医学も含む)に影響を与えた医学です。オイルトリートメントも、その医学体系の中のほんの一部。薬用油を血管吸収させるために肌に塗布する、というのが本当の意味です。したがって油がその患者さんに適or不適かの判断、薬用油に使用する薬剤が適格か、がオイルトリートメントには大切です。

インドには医学大学が3種類あります。
西洋医学・ホメオパシー医学大学・アーユルヴェーダ医学大学がその3種類。
それぞれに国立・私立があります。
医学博士になるためには4年半の就学と1年以上のインターンの経験が必要となります。アーユルヴェーダ医師となるためにも同様の学びが必要となります。

今回のセミナーで皆様にご紹介する内容は、そんなインドの医大の学生が学ぶ内容です。もちろんこれでアーユルヴェーダの全てを知ることはできません。しかし、アーユルヴェーダの入り口は誰にでも入ることができます。ここからスタートなのです。

今回はアーユルヴェーダで使用する薬草類も多数ご紹介する予定です。もちろんビジュアル付きです。