マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

これも捏造?

2010年02月09日 06時17分46秒 | ひとりごと
やっぱりこれも捏造だったことがばれてしまった。
まずはニュースから・・・「郵便不正公判、村木被告への指示を否定…厚労省元上司が証言」(yomiuri online)

「厚子被告(54)の公判が8日、大阪地裁であり、村木被告の当時の上司だった塩田幸雄・元障害保健福祉部長(58)(退職)が証人として出廷した。塩田元部長は、民主党の石井一・参院議員(75)(当時衆院議員)から要請を受け、村木被告に証明書発行を指示したとされるが、「石井議員から電話があった記憶や村木被告に指示した記憶はなく、供述調書の内容は事実ではない。作られた記憶だ」と述べ、検察側の主張を全面的に否定した。・・・以下略」

この村木女史が無罪を訴える記者会見はよく覚えがある。そのキッパリとした態度は間違いなく無実を予感させるものがあり、「あー、また検察が無実の人間を牢屋にぶち込んだな・・・」と感じたものだ。見ればわかる、ウソを付いている目ではなかった。
当時はちょうど解散前の不安定な政局の時期だった。その事件が政治に及ぼした影響は今となってはなんとも言えないが、疑われたのは民主党の石井一氏で、郵政不正事件の本質を惑わせる役割を担った可能性は高い。この逮捕でこの不正事件の追及が終了したことに注目しなければならない。つまり、彼女は組織を守るためのいけにえである。

問題の事件発生の新聞記事は以下のような記事である。
「障害者団体向けの割引郵便制度を悪用した郵便法違反事件で、障害者団体が制度の適用を受ける際に郵便事業会社(日本郵便)側に提出した偽の証明書に、厚生労働省の公印が使用されていた可能性が高いことが25日、分かった。厚労省にはこの証明書を発行した記録は残っていないが、省内で発行に関する「稟議書」が存在していたという情報もあり、大阪地検特捜部は証明書が作成された経緯を捜査している。」(当時の産経ニュース)

このような状況だったから、偽の公印が使用された事を調べられることを避けるため、人身御供として彼女が選ばれたのだろう。
選挙の争点が郵政民営化の見直しにあったことを考えるなら、郵政職員を黙らせるためこの不正をリークし、郵政側があわててそれに対応したのだ。

まったく気の毒な話である。検察のご主人様はやっぱり官僚なのだろうか。まあ、政権が変わったのだから、今までのようには行かないぞ。