歌うように語ろう

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試行(思考)錯誤の二十代

2011年08月26日 | フィギュアスケート

こんな記事が出ていますね。スポーツ紙ですが一応本人談話のようなので貼ってみます。

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20110825-OHT1T00285.htm

安藤選手が来季以降プロ転向を示唆した、つまり引退の可能性を匂わせたようです。どの程度本気なのかは分かりませんが、個人的には今季のGPシリーズでの他選手を様子見した上で進退を考えるということなのかなと思いました。

皆様ご存知の通り、今季GPシリーズからロシアやアメリカの有力ジュニアたちが参戦してきます。彼女たちはチャンピオンシップにはまだ出られない選手ばかりですが、3-3のコンビネーションを標準装備(?)した選手ばかりです。また国内に目を転じても、村上選手は3T-3Tを3F-3Tに変えて参戦予定のようですし、昨季結果が出せなかった浅田選手も、新プログラムの滑り込みに余念がない様子です(公式ブログより)。鈴木選手も早々に新プログラムを作り、例年通りスタートダッシュをかける模様です。そうなると、昨季は完成度で勝負し結果を出し続けた安藤選手といえども厳しい戦いは余儀なくされるでしょう。彼女は構成を変えることは苦手なようですので尚のことです。もちろん実力はある選手ですが、もし全日本に出て一発で代表入りを狙おうとすると大変でしょうね。ただ、そろそろ休養を取りたかったのも分かりますし、それが彼女の選択なら致し方ないことです。世界女王2冠は誇れる実績でしょうし、残るにしても去るにしても自分で納得のいく結論を出していただきたいですね。

一方、同じ記事で少し触れられていますが高橋(大輔)選手は、転倒したもののショーでは3Aを入れる構成だったとのこと。ジャンプの調子が悪いようでしたら最初からアクセルは飛ばないと思いますので、ボルト抜きの予後は順調なのだろうと見ました。彼も言い訳せずに黙々と頑張っていますね。是非自分で満足できる結果が出せるように頑張っていただきたいと思います。

浅田選手については相変わらず妙な捏造記事が上がることもありますが、本人は元気に練習できているようで何よりです。昨季など、9月になってようやくコーチ決定とシーズンに向けての準備が大幅に遅れたことと比べると今季は非常に良い環境で練習に打ち込めているようです。彼女の場合、SPで出遅れることが多かっただけに、今季はSPの練習に多くの時間を費やせそうなのは良いことなのではないでしょうか? 既にジャンプ修正も完了に近い状態なのかもしれません。だとすると、今季の浅田選手は(本人が満足するかどうかは別ですが)まずまずの結果が出せそうなのではないでしょうか? 

早いものでもうアジアントロフィーやジュニアGPシリーズなども始まります。ジュニア選手の活躍も時々チェックしつつ、やはりシニアの選手を応援していきたいと思います。