子育て支援センターひろば「ぱんじーるーむ」

子育て応援します! 
喫茶室、授乳スペース、ベビーベッド完備。
場所は、五戸町倉石保育園内です。

あかちゃんの抱き歩き効果を実験で証明

2013年04月19日 13時51分52秒 | 科学
「抱き歩きで安心」実験で証明

泣いている赤ん坊を抱き上げて歩くと、泣きやんで眠ってしまうケースが多いことが知られていますが、理化学研究所などのグループは、これを実験で証明し、同じ哺乳類のマウスでも同様の現象が現れることを明らかにしました。

理化学研究所などで作るグループは、生後6か月以内の赤ちゃんをその母親に抱いてもらい、30秒ごとに座ったり立って歩いたりする実験を、12組の親子に対して行いました。
その結果、歩いているときは赤ちゃんの泣く時間が座っているときのおよそ10分の1になったうえ、心拍数も少なくなり、リラックスした状態になっていることが分かりました。
さらに、同じ哺乳類のマウスについても、首の後ろを人がつまみ上げる実験を行ったところ、生後12日のマウスでは、平均でつまんでいた時間の90%以上の時間、おとなしくしていたということです。
実験結果について、グループでは、赤ん坊は、親が運びやすくすることで、子育てに協力しているのではないかとしています。
研究にあたった理化学研究所の黒田公美ユニットリーダーは、「さらに研究を進め、育児をサポートできる成果を出したい」と話しています。


理化学研究所のURL↓ 動画もあります。

http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130419_2/

空飛ぶイカ

2013年02月12日 08時17分18秒 | 科学
先週テレビを見ていたら、北海道大学と国際基督教大学の研究チームが、イカが海面を飛んでいる姿の撮影に成功したニュースが報道されていました。
撮影した研究者は、最初トビウオだと思って撮影したそうで、その正体がトビウオではなくイカだとわかって驚いたと言っていました。
これまでも、イカが飛ぶ姿の目撃情報はあったそうですが、連続写真撮影に成功したのは、世界初とのことです。
体いっぱいに海水をためこんで、空中ではロート(口)から海水を噴出しながら加速することがわかったそうです。ヒレと足が翼になっています。おそらく、海中で敵に追われて必死に逃げるために獲得した能力だと思いますが、それにしても驚くべき能力だと思いました。


iPS細胞

2012年10月13日 14時43分26秒 | 科学
京都大学の中山教授がノーベル生理医学賞を受賞したことで、一躍有名になったiPS細胞。iPS細胞とは、いったいどのような細胞なのでしょう。夢の医療とか、画期的な研究とも評されていますが、凡人にはなかなか分かりにくいような…。

NHK総合の「クローズアップ現代」のホームページにわかりやすい解説がありましたので、抜粋します。

ノーベル賞受賞 山中教授が語る iPS細胞の未来
「乾杯!」

気さくで冗談好き。
ふだんは、大阪のおじさんっぽいと言われる、この男性。
そう、あの山中伸弥教授です。

「すみません、研究のじゃまして。」

「先生、白衣よくお似合いです。」

一昨日、ノーベル医学・生理学賞受賞という快挙を成し遂げました。
山中教授が開発したiPS細胞は、皮膚などの体の細胞を受精卵のような状態に初期化し生物学の常識を覆しました。
世界中の科学者が競い合うようにiPS細胞の研究に着手。
作り出してから僅か6年で研究は、すさまじいスピードで進んでいます。

「革新的な発見だ、すごいよ。」

「何百年も出来なかったことが出来ようとしてきているので、大きな一歩。」

iPS細胞を使えば、これまで治る見込みがないとされてきた難病。
そして、がんアルツハイマー病など、さまざまな病気の解明や治療につながると期待されています。

「奇跡が起こるかもしれないから希望を持って。」

先ほどNHKのスタジオに到着した山中教授。
ノーベル賞受賞までの道のりとiPS細胞が切り開く未来について徹底的に伺います。
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動画を見る ノーベル賞 山中教授 iPS細胞の医療革命「おはようございます。」

「朝から、ご苦労さまです。」

朝9時。
出勤とともに山中教授は、いつもスタッフに声をかけて回ります。

「彼は今年卒業予定の学生ですけど、論文を書かないと卒業できないので、すみません、邪魔して…。
彼女は韓国からの留学生で、論文が一個かけたので、若干余裕があるんですけど。」




いつも研究所には笑顔が絶えません。
ひとたび研究に入ると真剣な表情の山中教授。
ノーベル賞受賞を決めたiPS細胞。
それは世紀の発見でした。

iPS細胞が生まれる瞬間を捉えた映像です。
細長い形をした皮膚の細胞が丸い細胞に変わっています。
このとき、何が起きているのか。
細胞の中心部には人体の設計図DNAがあります。
皮膚の細胞では皮膚になるために必要な情報だけが現れています。

山中教授が発見した4つの遺伝子を細胞に入れると、皮膚以外の細胞になるために必要な情報が現れ始めました。
これは受精直後と同じように、どんな細胞にでもなれる状態です。
細胞が初期化されたのです。




「こんにちは。よろしくお願いします。」

iPS細胞が大きく期待されている一つは再生医療です。
富永昇さん。
根本的な治療法のない、目の病気にかかっています。
山中教授の発見を受けて、この研究所では目の網膜の再生を始めました。

これは皮膚のiPS細胞から作られた網膜の組織の一部です。
研究所では国の了承を得られれば、来年(2013年)にも移植手術を行う予定です。





「目は、こっちやろ。
こっちは口か。」

ひ孫が生まれたばかりの富永さん。
その顔をはっきり見ることが願いです。

「笑ってるんか?分からへんな。」

iPS細胞に期待されるもう一つは病気の原因の解明です。
20年前にALS=筋萎縮性側索硬化症という難病を発症した長尾義昭さん。
まばたきでやり取りする長尾さんは全身の運動神経がまひし筋肉が動かなくなっているのです。

「奇跡が起こる。
奇跡が起こるかもしれないから希望を持って。」

アメリカの大学では、iPS細胞からALS患者の運動神経を作ったところ驚くべき現象が起きました。
運動神経の細胞が周囲の細胞に攻撃されて消えていきます。
世界で初めて捉えたALS発症の様子でした。
iPS細胞の登場によって難病だけでなく、糖尿病など多くの病気の解明や治療薬の開発が進められています。
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動画を見る ノーベル賞 山中教授に聞くゲスト山中伸弥さん(京都大学教授 iPS細胞研究所所長)●研究の広がりをどのように受け止めているのか本当に予想を上回る速さです。
iPS細胞というのは、作製方法が非常に簡単でありまして、高校生、中学生でもできるような方法ですので、それが利点でもあり、またこのように非常に多くの方が研究に参加して、競争が激しくなるという点にもつながっています。
しかし、そのおかげでですね、競争というのは私たち研究者にとっては非常に大変なんですが、研究のスピードを上げるという点では、ものすごい効果がありますので、いいことではないかと思っています。

●創薬産業が画期的に強化される期待特に創薬の中でも、難病、患者さんが少ない希少疾患、そういった病気に対する創薬の研究というのは、どうしても遅れがちになります。
製薬会社さんから見ても、あまり患者さんが少ないので、利潤という点では期待できませんので、これまでそんなに発展してこなかった分野が多いんですけれども、なんとかこのiPS細胞というのを切り口に、難病や希少疾患の薬、どんどん出来ていってほしいというふうに考えています。
日本は優れた製薬会社がたくさんあります。
また、薬の候補といいますか、多くの国は化合物、人工的に作ったものを候補として探しているんですけれども、日本は化合物に加えて天然物、カビですとか、そういう自然に存在するものから抽出したもの、このすばらしい宝のような薬の候補がたくさんございますので、そういったものをぜひ利用させていただいて、また製薬会社と協力して進めていきたいと思います。

●この6年でスピード受賞がされたのは、なぜだと思うかこれはひとえにジョン・ガードン先生のおかげです。
ジョン・ガードン先生から見ると、6年ではなくて、50年なんですね。
50年前に示された細胞の初期化という現象を、iPS細胞の技術で、より簡単に再現できるようになったと、そのことによって、ジョン・ガードン先生の50年前の仕事が正当に評価されて、今回、受賞になりましたので、私たちは、私はそこに、いってみたら、便乗させていただいて、受賞させていただいたようなものですが、これから、次のステップですね、これを臨床応用に持っていくと、そこはやはり私や、今、研究を行っている若い人たちの義務でありますので、そこをしっかり、けん引役として引っ張っていきたいというふうに思っています。

●海外に負けないよう特許を取っていく特許というのは一般的には、技術を独占する民間企業であったりが技術を独占して、自分たちだけで研究を進め、開発を進めるためのものなんですが、私たち京都大学は、逆に、独占させないために、京都大学が特許を取ることが重要であると考えています。
公的機関である京大が特許を取ることによって、いろんな企業であったり、研究者が自由にリーズナブルな条件でこの技術を使える、そのために頑張って特許の取得に力を入れています。

●多角的な競争に打ち勝つ財力、資金面は整うのか非常にありがたいと思っています。
今、言われた研究費というのは、ノーベル賞のアナウンスメントがある前から、ずいぶん前から文部科学省が計画を進めていただいていたことですので、今後、ノーベル賞の受賞によって、その要求が財務省にもできるだけ認めていただきたいなと思っています。
ただ10年ということで、特許の専門家等を10年雇用するお金のメドはだいぶついてきたんですが、しかし、じゃあ10年後はどうなるんだ、今、30歳の特許の専門家の人は、10年たつと40歳になってしまいます。
そこで終わりだったとしたら、彼らはもう、本当に次、行く場所がなくなってしまいますので、なんとかそういう、日本の国のために、特許を一生懸命やっている人々、またそれ以外の研究支援者の方を、どうしたらいわゆる正社員のような形で雇用できるようにできるか、それが私が今後、国にお願いしていきたいことの最大の一つです。

●iPS細胞研究所の9割の方が、任期付きの職員そうですね。
やはりできるだけ、いわゆる企業からいうと、正社員を増やしたいと。
今、iPS細胞研究所は正社員、1割しかいません。
9割は有期雇用の方ですので、非常に不安定。
そういう方たちのおかげで今回、ノーベル賞につながったわけですから、なんとか彼らに適正な雇用、正社員としての雇用を、全員というわけではないと思うんですけれども、しかしできるだけ多くの方に、そういう条件を提供したいというふうに頑張っていきたいと思います。

●臨床応用を目指すとしているが、今のペースで実現できそうかそれは病気にもよると思います。
ビデオにありました網膜疾患は、相当早いペースで進んでいます。
来年(2013年)ぐらいには臨床研究が始まって、そこからだんだんと本格的な治療になっていくと期待しています。
脊髄損傷とか、ほかの疾患については、もう数年かかると思いますが、しかし10年後には、かなりの疾患で、臨床研究が始まっているというふうに期待しています。

●自信が見えてきたのかこういう科学技術ですから、リスクとベネフィットのバランスで物事を決定する必要があります。
5年前はまだそのリスクの大きさも完全に見えてなかったし、かなり大きいんじゃないかという懸念があったんですが、それがこの5年間の研究で、リスクがどんどんどんどん下がってきた。
ただ、ゼロにはなっていません。
あとはこのベネフィット、そのiPS細胞を使うことによって、患者さんが得られるベネフィットとバランスを見て、疾患によってはベネフィットが大きいと判断するものについては、臨床研究を始めると、そういう段階に来ていると思います。

●プレッシャーをどう乗り越えているのかやっぱり運動ですね。
ジョギング、体を動かす。
そのときに音楽を聴くんですけれども、聴く曲はビリー・ジョエルの“プレッシャー”という歌がありますが、それを聴きながらユーキャンノットハンドルプレッシャーと自分に言い聞かせて、頑張っています。

●先生にとって癒やしとはこれは今まで、やはり子どもが小さくて、その子どもたちの成長、笑顔、それにずいぶん癒やされました。
今はもう23歳と21歳になってしまったんですが、これからもできたら、お父さんに優しくしてほしいなと思っています。

●これから目指すものこのままでは終われないと。
必ずiPS細胞を役に立つ技術にして、それから死にたいと。
それから25年前に死んだ父親に会いたいというふうに思っています。

NHKのホームページには、動画もありました。
↓アドレスです。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3258_all.html

日本触媒姫路製造所の火災の影響

2012年10月03日 08時13分26秒 | 科学
「風が吹けば桶屋が儲かる」といわれるように、化学工場の火災が、子育てにも影響するかもしれません。
以下、読売新聞の記事です。

紙おむつメーカーに影響か…日本触媒工場爆発
2012年10月1日(月)18:55
 日本触媒姫路製造所(兵庫県姫路市)の爆発事故で、紙おむつメーカーなど取引先へ影響が広がる可能性が出てきた。

 日本触媒は、紙おむつ用の高吸水性樹脂(SAP)生産で世界最大手で、世界での生産シェア(占有率)は約25%を占める。

 姫路製造所は、同社の主力工場で、SAPの生産設備は損害を受けていないものの、その原料となるアクリル酸は生産能力の3分の1を失った。SAPの在庫は約1か月、アクリル酸は2週間程度で、海外工場の増産余力も乏しいという。

 日本触媒はSAPを主に米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に供給している。SAPは新興国での紙おむつ需要の増加で供給が不足しがちで、生産停止が長引けば、紙おむつの価格高騰を招く可能性もありそうだ。


寝る子は育つ

2012年09月18日 13時36分13秒 | 科学
睡眠時間が長い子どもは、短い子どもに比べて、記憶などをつかさどる脳の「海馬」と呼ばれる部分が大きいとする研究結果を東北大学のグループがまとめ、子どものころの睡眠時間と脳の発達に関わりがあることを示す成果として注目されています。

海馬の場所




研究を行ったのは、東北大学東北メディカル・メガバンク機構の瀧靖之教授らのグループです。
グループでは、宮城県内の5歳から18歳までの健康な子ども290人を対象に、MRIを使って脳の詳細な画像を撮影し、記憶や認知機能をつかさどる脳の「海馬」と呼ばれる部分の体積を調べました。
そのうえで、平日の睡眠時間のデータをあわせて分析したところ、睡眠時間が長いほど海馬の体積は大きくなり、睡眠時間が5時間の子どもに比べ、10時間の子どもの海馬は1割程度大きくなっていました。
グループによりますと、健康な子どもを対象に睡眠時間と海馬の大きさに関係があることを確認したのは世界で初めてだということです。
瀧教授は「アルツハイマー病やうつ病などでは海馬が小さくなることが知られており、海馬の大きさの違いは記憶や認知機能などにも影響する可能性がある。
子どものころから十分な睡眠をとることが、生涯にわたって健康な脳を保つうえで重要であることを示しているのではないか」と話しています。

寝る子は育つといいますが、本当だったのですね。


9月の行事予定

2012年09月06日 17時50分28秒 | 科学
9月の行事予定をアップします。遅くなって申し訳ありません。

○ぱんじーでー…(月)~(水)(ぱんじーるーむ開設日…10時~16時、育児相談、クッキング、講演、運動遊び、絵本の読み聞かせなどを行います。)
○倉石保育園運動会に参加…9月8日(土)9時~11時半頃まで お子さんが参加出来る競技があります。おみやげがあります。親子でご参加下さい。
○誕生会に参加…9月28日(金)10時~11時、バースデーランチを用意してお待ちしております。
○4ヶ月健診訪問…五戸町主催の4ヶ月健診に訪問し、ぱんじーるーむのお知らせをします。

あさっては、運動会で~す。遊びに来て下さいネ(^^♪
 

透明マント

2012年08月28日 17時43分09秒 | 科学
空を自由に飛べるかな♪ 岡山市デジタルミュージアム(岡山市北区駅元町)で開かれている「ドラえもんの科学みらい展」が、夏休み中の家族連れに人気だ。26日までの17日間で、約2万9600人が訪れた。

 同展では、ドラえもんがポケットから出す「ひみつ道具」を、最新の科学技術で再現。「スーパー手袋」のように握力を増幅させる機械の実演では、硬いボールが木っ端みじんになり、子どもたちは大はしゃぎしていた。

 身にまとうと、体を通して背景が透けて見えるのは「とうめいマント」ならぬ「再帰性投影技術」。実は、特殊な布とプロジェクターを使っている。体験した津山市の小学2年石原壮太君(7)は「家にあったらええなあと思った。隠れたら怒られないから」。

「再帰性投影技術」は、走行中の車の外の映像を、車内に投影すると車が透けて外の景色が見え、安全に貢献出来るなど可能性のある技術です。


火星探査

2012年08月09日 16時32分15秒 | 科学
アメリカNASAの火星探査機「キュリオシティ」が、起伏に富む火星の地形を捉えた高画質の画像をインターネットで見ました。地表に転がっている石ころの形まで分かるくらい高画質でびっくりしました。ハイビジョン画質の動画を撮影するための準備も順調に進んでいるとのことで、とても楽しみです。

以前の惑星探査では、白黒カメラでの撮影しか出来ませんでした。その白黒撮影の一台のカメラでカラー撮影していました。白黒カメラでカラー撮影とは、ちょっと意外ですが、その方法は、次のとおりです。夏休みの実験にいかがでしょうか。

その方法は、赤いフィルターをかぶせて撮影した画像と、黄色いフィルターをかぶせて撮影した画像と、緑色のフィルターをかぶせて撮影した画像、つまり色の三原色のフィルター越しに撮影した3枚の画像を合成してカラー画像を再現していました。いまでは、当時とくらべものにならないくらいパソコンが高機能化して一般家庭に普及しています。当時の探査機には、もっと粗末なパソコンが搭載されていたそうです。