「抱き歩きで安心」実験で証明
泣いている赤ん坊を抱き上げて歩くと、泣きやんで眠ってしまうケースが多いことが知られていますが、理化学研究所などのグループは、これを実験で証明し、同じ哺乳類のマウスでも同様の現象が現れることを明らかにしました。
理化学研究所などで作るグループは、生後6か月以内の赤ちゃんをその母親に抱いてもらい、30秒ごとに座ったり立って歩いたりする実験を、12組の親子に対して行いました。
その結果、歩いているときは赤ちゃんの泣く時間が座っているときのおよそ10分の1になったうえ、心拍数も少なくなり、リラックスした状態になっていることが分かりました。
さらに、同じ哺乳類のマウスについても、首の後ろを人がつまみ上げる実験を行ったところ、生後12日のマウスでは、平均でつまんでいた時間の90%以上の時間、おとなしくしていたということです。
実験結果について、グループでは、赤ん坊は、親が運びやすくすることで、子育てに協力しているのではないかとしています。
研究にあたった理化学研究所の黒田公美ユニットリーダーは、「さらに研究を進め、育児をサポートできる成果を出したい」と話しています。
理化学研究所のURL↓ 動画もあります。
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130419_2/
泣いている赤ん坊を抱き上げて歩くと、泣きやんで眠ってしまうケースが多いことが知られていますが、理化学研究所などのグループは、これを実験で証明し、同じ哺乳類のマウスでも同様の現象が現れることを明らかにしました。
理化学研究所などで作るグループは、生後6か月以内の赤ちゃんをその母親に抱いてもらい、30秒ごとに座ったり立って歩いたりする実験を、12組の親子に対して行いました。
その結果、歩いているときは赤ちゃんの泣く時間が座っているときのおよそ10分の1になったうえ、心拍数も少なくなり、リラックスした状態になっていることが分かりました。
さらに、同じ哺乳類のマウスについても、首の後ろを人がつまみ上げる実験を行ったところ、生後12日のマウスでは、平均でつまんでいた時間の90%以上の時間、おとなしくしていたということです。
実験結果について、グループでは、赤ん坊は、親が運びやすくすることで、子育てに協力しているのではないかとしています。
研究にあたった理化学研究所の黒田公美ユニットリーダーは、「さらに研究を進め、育児をサポートできる成果を出したい」と話しています。
理化学研究所のURL↓ 動画もあります。
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130419_2/