子育て支援センターひろば「ぱんじーるーむ」

子育て応援します! 
喫茶室、授乳スペース、ベビーベッド完備。
場所は、五戸町倉石保育園内です。

アンコールをリクエストされた絵本

2013年05月25日 12時13分06秒 | 絵本
絵本作家マーシャ・ブラウンは、作品ごとに様々な技法で表現した絵画や版画で絵本作品を作ってきた芸術家です。

子ども達が大好きな作品のひとつ「さんびきのやぎのがらがらどん」は、リトグラフの技法がいかされていますし、「ちいさなひっぽ」は、木版画が美しい作品です。

さて、「かげぼっこ」ですが、私はこの原画を見たことがあります。切り絵と貼り絵の作品のようでした。ちょっと不気味な印象を受けるのですが、昨日3~5歳の子ども達に読んでみたら、意外と大好評でした。で、今日アンコールをもらいました。



それにしても、動物を狩る男の緊迫した画面。部屋に飾っておきたくなるような美しさです。



子供には本物を見せる事が大切だと思いました。子供は、素直に良いものにひかれるものなのですね。


読み聞かせについて

2013年05月24日 16時55分48秒 | 絵本
Q:絵本は何歳から読んでやれますか?

A:0歳からで大丈夫です。首が座らないうちは無理ですが、3~4ヶ月になったら始めても大丈夫だという方もいますし、急がず6ヶ月は過ぎてからぐらいの気持ちで始めたほうがよいという方もいます。私は、「いないいないばあ」(童心社)を自分の子供が6ヶ月頃見せて、ニッコリする子どもの反応を楽しんだものです。
絵本を「ちゃんと読んで中身を伝えてあげる」というのではなく、赤ちゃんと触れ合う素敵な時間として絵本を活用して欲しいものです。
読み聞かせが落ち着いて出来るのは、1歳半~2歳ぐらいになってからでしょう。それまでは、肩肘張らずに、スキンシップを楽しむ気持ちで子供に絵本と出会わせましょう。2歳ぐらいからは、簡単なストーリーから始めてしっかりとしたストーリーを楽しむ事が出来るようになっていきます。
4~5歳になると、子供自身の生活体験が豊かになってきて、絵本から得られる楽しみも大きくなって来ます。豊かな生活体験が、絵本体験を豊かなものにしてくれます。
子供が喜ぶ姿を見ると、親も読み聞かせの喜びを感じて楽しくなってくることでしょう。

本欄では、読み聞かせについて、あるいは絵本についての投稿をお待ちしております。

6月23日(土) 親子元気アップ!事業

2012年06月05日 09時40分47秒 | 絵本
標記の事業について、倉石保育園で開催されることになりました。

日時:6月23日(土)9:00~12:00
詳しくはチラシをご覧下さい。クリックすると拡大します。



「親子元気アップ!事業」は、子どもの体力の現状や日々の生活習慣を見つめなおすきっかけ作りを目的として、文部科学省より委託を受けて(公益財団法人)日本リクリエーション協会が実施している事業です。

室内シューズとタオルをご持参の上、動きやすい服装でお出で下さい。ご参加お待ちしています。


絵本原画展(八戸市美術館)

2012年04月23日 12時36分51秒 | 絵本
八戸市美術館で、絵本原画展が開催されています。

福音館書店の「こどものとも」の作品が中心となっており、「ぐりとぐら」の山脇百合子さんの原画や、「きょうはなんのひ」の林明子さんの原画もありました。

原画は、絵本より大きくて、絵本では感じられない筆使いや筆さばきの勢いも伝わってきて、圧倒的な臨場感があり、とても感動しました。

1階ロビーには、絵本も展示されていますので、原画と比較することも出来ます。

期間:4月21日(土)から5月27日(日)

料金:大人500円、高校・大学生300円、小・中学生100円(八戸市内の小・中学生は無料)


チケットの半券を持参すると、割引が受けられるサービスもあります。カネイリの2階で、コーヒーを飲んだら50円引きでした。



ポスターを貼っておきます。ぜひお出かけ下さい。クリックすると拡大画面で見られます。





「GOOD DOG, CARL」(おりこうさんのカール)

2012年04月20日 17時02分20秒 | 絵本
お気に入りの絵本を紹介します。

英語の絵本です…。といっても、ほとんど絵だけですので、英語が苦手でも全く心配ありません(笑)

保育園の園児も大好きな絵本です。




ママは、犬のカールに赤ちゃんの世話を頼んでお出かけします。犬に赤ちゃんのお世話を頼むなんて、あり得ないことですが…(笑)

さて、カールは、どんなお世話をするのでしょう。

赤ちゃんの遊び相手になって、懸命に活躍するカール。赤ちゃんは、ママのドレッサーからおしろいやネックレスを取り出して、わんぱくぶりを発揮します。





カールは、赤ちゃんを水槽で泳がせたり、食事を食べさせたりと懸命にお世話します。







その後、赤ちゃんを入浴させ、ドライヤーで乾かして、散らかった部屋をきちんと片付けます。










ママが帰宅すると、何事も無かったように元通り。

「カール、おりこうさん。」

ママにほめられて、甘えるカールです。




ユーモラスなお話が、見事なテンペラ絵の具で美しく描かれています。

絵を見るだけで、作者のファンになることでしょう。

子どもも大人もハッピーになれる、素敵な一冊です。