あちらこちらのブログで話題になっていた「しあわせのパン」という映画を見た
入れ替え制でければ、何度でも見ていたい・・・そんな映画だった
セリフで何かを訴えるわけでもなく、激しい演技でもない
でも見る人の心をじわ~っと溶かしていくような・・・
私は60歳をすぎているせいか、冬のシーンに出てきた、中村嘉葎雄さんと渡辺美佐子さんの演技というのか
空気というのか・・・言葉のひとつひとつが心にずしんと響いてきた
若い人は若い人なりに、親子は親子なりに、きっとコトンとはまる部分があるはず
映画の流れももちろんであるが、おいしそうなパンや
ガラス作家役の余貴美子さんの
作品という設定であろうガラス製品の素晴らしさ
器や小物にいたるまであたたかみのある演出だった
私は栗をすりつぶす器や木のスプーンがものすごく好きだった
この映画を見に行ってみようと思ったのは、ロケ地が三男が2年間仕事で住んでいた近くだったからである
冬のシーンを見て彼が冬になると「帰りた~い」と泣き言を言っていた意味がよくわかった
それでも、この映画から受けるメッセージは
仲間がいれば、誰かがそばにいれば、何だってできるんだよ・・・
ということだと思う
たしかに見たあとは、何だかやさしい気持ちになれた
夫にもおみやげを買って・・・
さて抜き作業はこれ
今さらな~にと言われそうな時代の遺物
フロッピーディスク17枚、パソコン関連CD13枚、シール帳1冊、ハガキ3袋
でもね、当時はこんな風にシールを作るのが楽しくて一生懸命だったんだけど・・・
1.44MBって、今じゃデジカメの写真1枚すら、おとせない容量だなあ