メチシリン耐性黄色ブドウ球菌/MRSAを知ってても、•••MRAB•••という名称を聞いたのは初耳だという人はきっと多いと思う。新聞や報道では東京都板橋区の帝京大学病院が大きく取り上げられているけど、愛知県の藤田保健衛生大病院でも、今年の2月以降に24人から菌が検出されて、そのうち6人が亡くなっているそう。←1人は感染症が直接の死因じゃないけど、菌の関与はゼロではないんだとか。→帝京大学病院では、昨年の8月から今年の9/1までに46人がアシネトバクターに感染していた事が判明してて、そのうちの27人が亡くなっているそう。このうち9人は感染と死亡との因果関係を否定できないと書いてあったけど、どうだろねぇ。けど驚きは、11ヶ所の病棟にも及んでいる事だなぁ。 オペや怪我などで入院している人には気が気じゃないと思うけど、これが院内感染の恐いトコなんだよね。体力や免疫力には問題がない健康な人には発症しないと書かれてるけど、健康な人が運び屋みたいになるのは、•••MRSA•••と同様と言えるんだと思う。フロアの違う病棟で発症が多いのは、病院に勤務している人が、って考えるのが自然かも•••。
微生物検査をしないと菌を持っているかどうかは解らないんじゃなかったかな~。
帝京大では、最初はMRABを疑ってなかったようなので、それで感染が拡大してしまったんだと思うけど、今年の6月~8月は、多剤耐性の緑膿菌に4人が感染して、1人が亡くなっている事も判明しているから、院内感染管理がどうなっているのかも問題になるだろうねぇ。普通だったら、感染管理委員会みたいのがあって、患者さんが感染している事が解った時点で対策を練らねばならないはずだけど、それが正常に機能していなかったって事になるのかなぁ??
•••4月の時点で感染者は9病棟に拡大。こうした事態に病院側は5月の連休明け、初めて院内感染の可能性と対策の必要性を認識した•••と書いてある記事があったけど、それが本当の事かどうかは解らない。若い担当医が、指導医から細菌検査を指示されるのが普通だろうし、看護師もその指示を受けてカルテに感染疑いがあると記述するものだと思うし、病棟ごとにバラバラの対策を講じていたと言うのが事実なんじゃないのかなぁ。
その際、感染対策委員会に報告もするものだろうし、病院としては事実を受け止めて策を考えてもいたんじゃないかと思うけど、感染ルートを追跡調査できなかったんじゃないかと思う。少なくても、感染の出たフロアで働く医療従事者や、清掃で入っている業者全員の検査をやらなきゃいけないし、最初はMRABを疑ってなかったんだろうから、対策が後手後手に回った結果、大事になってしまったのが本当の所なんじゃないかなぁ??
日本ではあまり感染が確認されていなかったから発見が遅れたって事なのかも。
多剤耐性アシネトバクター:MRABについては、→横浜市衛生研究所←を貼っておきます。それによると、アメリカ軍がイラクに派兵してから、戦闘で負傷した兵士が感染している事が見つかって問題になっていたそう。またアメリカ絡みかよって思うのは間違いだと思うけど、外国から耐性菌が入ってきて日本に根付いてしまったのは疑いようがない事かもしれないねぇ。まぁ、MRSA同様に、いろいろな菌が耐性を獲得してしまっているのは事実でもあるんだから、包み隠さず全てを公表して、対策を考えてもらいたい。
しかし、5月の連休時点で感染対策の必要性を認識したと書いている記事があったけど、ホント??さらには7月に外部から専門家を呼んで協議して、8月から新体制って•••どう考えても遅すぎるじゃん。←記事が本当なら
さらには、感染を伏せて他院に転院させた人が2人いるって•••、どういうこと??そのうち1人には感染した事すら説明していなかったって、犯罪に近いんじゃないの??病院としての質を疑っちゃうなぁ。患者には、自分の身体がどういう事になっているのかを知る権利があると思うけどな~。家族だってそうでしょ??
最後に、国立感染研究所の→平成21年度危機管理研修会PDF←を貼っておきます。これによると、数年前から海外渡航者から持ち運ばれ始めたた可能性が高いとも言えるのかもしれない。興味のある人は読んでみて下さい。
微生物検査をしないと菌を持っているかどうかは解らないんじゃなかったかな~。
帝京大では、最初はMRABを疑ってなかったようなので、それで感染が拡大してしまったんだと思うけど、今年の6月~8月は、多剤耐性の緑膿菌に4人が感染して、1人が亡くなっている事も判明しているから、院内感染管理がどうなっているのかも問題になるだろうねぇ。普通だったら、感染管理委員会みたいのがあって、患者さんが感染している事が解った時点で対策を練らねばならないはずだけど、それが正常に機能していなかったって事になるのかなぁ??
•••4月の時点で感染者は9病棟に拡大。こうした事態に病院側は5月の連休明け、初めて院内感染の可能性と対策の必要性を認識した•••と書いてある記事があったけど、それが本当の事かどうかは解らない。若い担当医が、指導医から細菌検査を指示されるのが普通だろうし、看護師もその指示を受けてカルテに感染疑いがあると記述するものだと思うし、病棟ごとにバラバラの対策を講じていたと言うのが事実なんじゃないのかなぁ。
その際、感染対策委員会に報告もするものだろうし、病院としては事実を受け止めて策を考えてもいたんじゃないかと思うけど、感染ルートを追跡調査できなかったんじゃないかと思う。少なくても、感染の出たフロアで働く医療従事者や、清掃で入っている業者全員の検査をやらなきゃいけないし、最初はMRABを疑ってなかったんだろうから、対策が後手後手に回った結果、大事になってしまったのが本当の所なんじゃないかなぁ??
日本ではあまり感染が確認されていなかったから発見が遅れたって事なのかも。
多剤耐性アシネトバクター:MRABについては、→横浜市衛生研究所←を貼っておきます。それによると、アメリカ軍がイラクに派兵してから、戦闘で負傷した兵士が感染している事が見つかって問題になっていたそう。またアメリカ絡みかよって思うのは間違いだと思うけど、外国から耐性菌が入ってきて日本に根付いてしまったのは疑いようがない事かもしれないねぇ。まぁ、MRSA同様に、いろいろな菌が耐性を獲得してしまっているのは事実でもあるんだから、包み隠さず全てを公表して、対策を考えてもらいたい。
しかし、5月の連休時点で感染対策の必要性を認識したと書いている記事があったけど、ホント??さらには7月に外部から専門家を呼んで協議して、8月から新体制って•••どう考えても遅すぎるじゃん。←記事が本当なら
さらには、感染を伏せて他院に転院させた人が2人いるって•••、どういうこと??そのうち1人には感染した事すら説明していなかったって、犯罪に近いんじゃないの??病院としての質を疑っちゃうなぁ。患者には、自分の身体がどういう事になっているのかを知る権利があると思うけどな~。家族だってそうでしょ??
最後に、国立感染研究所の→平成21年度危機管理研修会PDF←を貼っておきます。これによると、数年前から海外渡航者から持ち運ばれ始めたた可能性が高いとも言えるのかもしれない。興味のある人は読んでみて下さい。
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