一族の大いなる勘違い

山崎豊子さんの原作は読んだ事がないんだけど、74年に映画化もされているから・・・もしかしたらTVで観ているかもしれないなぁ～と思って、一応は毎日曜の21時はチャンネルをTBSに
していたけれど～背後のTVは時々覗き込んで見るだけで、音だけ聞いて、ずっとＰＣに向かっていたから結局まともに見たのは先々先週くらいからだった（爆）役者のセリフで内容を追っていっても全く記憶の欠片も無かったものだから・・・（笑）
キムタクドラマには全く興味が無くって、今までもほとんど見た事がないんだよねぇ。何を見ようが“木村拓哉”でしょ？SMAPの一人であるというイメージが変わることはないし、俳優なんて思った事は一度もないし、上手いと思った事だって一度もない。

最終回を迎えた“華麗なる一族”・・・これまでのキムタク主演ドラマとは確かに違う。それはキャストにも現れてはいる。けどそれは、TBSの意気込みでもあり、ロケやセットの効果でもあり、撮影効果や照明効果でもあるし、劇中で流れる音楽、エンディングで流れる音楽の効果でもあると思う。そして何よりも原作の効果である事は間違いようがない。

関東地区の視聴率は・・・初回の2時間放送の1/14は27.7％で、それ以後は・・・
→ 21.8％ → 23.5％ → 23.0％ → 21.2％ → 23.5％ → 21.1％ → 21.6％→と推移して、先週の 3/11 は 24.9％ だった。木村拓哉が主演だから、TBSの開局記念ドラマだから・・・少なくても20％は超えてくれないと困るんだろうけど、初回に取った数字からするとTBSでは平均 25％ を狙っていたかもしれない。でもまぁ話題をさらったんだからいいのか（笑）
果たして最終回の視聴率はどれくらいの数字を弾き出すだろうか・・・

それにしてもキャストが豪華だ。levieが知らない人を省いても・・・
木村拓哉、北大路欣也、原田美枝子、鈴木京香、長谷川京子、山本耕史、相武紗季、仲村トオル、吹石一恵、山田優、稲森いずみ、武田鉄矢、西村雅彦、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、柳葉敏郎、西田敏行、平泉成、萩原聖人、多岐川裕美、成宮寛貴・・・
よく見てなかったから解んないんだけど・・・思わぬ脇役が登場したらしい・・・

ドラマはけっこう好評だったみたいだね～。愛憎渦巻く財閥の家族の物語のオチは・・・大きな勘違いが生んだモノだった・・・この最後は、キムタクファンにはどう感じたんだろう。
若い世代だと突っ込みまくるかもしれないけど、昭和40年代は血液型のチェックが甘くて間違えられる事があったから・・・現実に苦しんだ人もいると思う。現代では遺伝子で親子鑑定できるけどね。あの時代はそうではなかったんだよね～。

それはそれとして・・・先週チラッと予告編を見てしまっていたから、予測出来た結末だったけど、なんともあっけないような・・・全編ちゃんと見てないから当然だけど。まぁ、見ていたとしても・・・同じ事かな（爆）政治ドラマとしては良く出来ていると思うけど・・・。
キムタクが全面に出過ぎていなかった事は○ですな（笑）上に書いた効果に加えて演出の効果だと思うけど（笑）表情がないのは毎度の事として（微笑）ある程度は静と動を使い分けて、内面を醸し出すような演技はしていたと言えるかなぁ・・・

SMAPでは草なぎが俳優として一歩抜けたと言われているし、ジャニーズでは嘘か誠か“硫黄島からの手紙”に出演した二ノ宮が米国で評価が高いとか言われてたし・・・キムタクも焦っていたりしてね（微笑）levie的には3人ともどうでもいいんだけど（爆）

始めからちゃんと見ておけばよかったかなぁ・・・一族を。