新型（豚）インフルエンザ Part 2

12/4の記事で、・・・新型インフルエンザ予防接種で生じた副作用を救済する制度が始まった・・・という短い記事があったけど、これってどうなんだろ??入院費用や、障害が残ったば場合には障害年金が給付され、亡くなった場合には遺族に700万円の一時金が支払われるって書いてあったけど、ワクチン接種と副作用、及び死亡の因果関係は、ほとんどが関連なしとか評価不能になってなかったっけ??明らかな副作用って、どこでどう判断するんだろう??英国のグラクソ・スミスクラインと、スイスのノバルティス・ファーマの副作用の可能性を考えて、こんな制度を急遽作ったって事??つまりは政府も疑っているって事になるんだろうと思う。国内では認可してないアジュバント成分が含まれているワクチンなんだし・・・。でもさ～、一つ気になるんだけど・・・

仮に、ワクチンを接種した人が新型（豚）インフルエンザにかかったとしたら、抗生物質のタミフルかリレンザを処方してもらうのが一般的だと思うんだけど、タミフルの副作用の異常行動は、誰もが知っている通りだし、そのせいにされる事もあるんじゃ??っと思った。
呼吸器や消化器に基礎疾患を持っているケースで、ワクチンを接種してインフルにかかり、急変して亡くなっている人は、多くが、因果関係はナシとか、評価不能にされてるよねぇ。救済すると言うよりは、単なるクレーム相談窓口にしかならないんじゃないのかなぁ??現場の医者が診断書を書いても、厚生労働省の・・・疾病・障害認定審査会では否定されちゃうんじゃないかなぁ??

・・・薬害肝炎訴訟・・・の初期は、なんてまさにそんな感じだったでしょ??

カナダのグラクソ工場で作られたワクチンは、一部の特定のロットだけが問題だったそうで、現時点ではまだ原因は判明していないものの、その他のロットの安全性は問題ナシって、カナダ政府は発表してるけど、厚生労働省は、その問題になった特定のロットは・・・重い副作用の発生率が10倍・・・と発表しているけど、なぜそのロットだけが重い副作用を起こすに至ったのか、ちゃんと資料を調べてんのかなぁ??なんかさ、グラクソ製のワクチンは、来年1月下旬あたりから、高齢者向けに使用する方針らしいけど、アジュバントが含まれているのに、既往疾患って、高齢者だったら何かしら持っていて、日々の生活で注意していたりもすると思うんだけど、大丈夫なのか??←疑問だ

そうそう、12/4の記事では・・・“新型インフルエンザワクチンの副反応について、これまでに報告されている副反応のうち、医療機関がワクチン接種との「関連あり」と報告したケースが5割を超えていることが分かった”・・・という記事があった。5割を超えてるって酷くない??
なんでも、12/3までに、受託医療機関から厚生労働省に報告された副反応は・・・1337例・・・あったそうで、医療機関が関連有りとしているのは、そのうちの55.9％・・・748例・・・だって。
で、重篤例は・・・154例・・・あったそうで、そのうちの44.1%・・・68例・・・が関連ありだって。
推定接種者は600万人だそうで、副反応の関連あり報告頻度は0.01%、重篤例の報告頻度は0.001%だって。よく解んないけど、600万人のうち副作用が出るのが600人、重篤例は60人??
↑重篤例って、どこで線引きされるんだ??どんな症状を指すの??

でも、600万人ってどこから出てくるんだろう??ワクチンの出荷数??そのワクチン一瓶の消化で割り出した数字??だとしたら、これはナンセンスだな。ワクチン一瓶で何人に打てるか解った上で計算してるとしても、1日で使い切れなくて処分している医院もあるだろうから。
副作用の例にしても、医者の見解で違ってくるし、・・・関連の可能性がある、或は、関連の可能性が否定できない・・・と言う報告は、・・・関連有り・・・には含んでないんじゃないの??それに、既往疾患を持っている人の場合だと、ワクチンの副作用を疑わないケースが多いみたいだしさ。

今日の記事では、新型（豚）インフルエンザワクチン接種後に亡くなった、山口県の10代男性の記事があったけど、11/27にワクチンを接種した際、腹痛とだるさを訴えたそうで、4日後に勤務先から体調不良で帰宅した後、嘔吐して死亡しているのが見つかったんだそう。
勤務先って事は、18歳か19歳なのかな??その人は、免疫機能が自身の組織などを攻撃する・・・自己免疫性疾患・・・という持病を持っていたそうだけど、主治医は、・・・腹痛などはワクチンの副作用で起きた可能性があるが、接種と死亡との直接の関係はない・・・と判断したんだとか。
厚生労働省の専門家会議が詳しく調べる事になっているみたいだけど、この例だと、副作用の救済制度でどう判断されるんだろ??副反応報告ではどう分類されるんだろ??

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