ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

飲み会

2005年10月10日 | 仕事・・雑記
女の子限定飲み会に参加。
若い女の子11人+母親に近い私というメンバー。
みんなよく飲むし食べるし、しゃべるし、いやはや久々に楽しかったです。
いつもは1次会で失礼するんだけど、2次会まで参加。午前様になりかけました
残った彼女達はどうも朝までカラオケするとか言ってるし。いいなあ、若いって。

今回のは例のKちゃんのなぐさめ会だったんだけど、彼女の話を聞いてみると「なぐさめ」ではなく「生き方表明」で、一同感動し、しばし言葉もなく・・でした。
20歳そこそこで、真摯に自分の生き方を考えて語る彼女の勇気と決意に感動。
やっぱり私が好きな「二人」でした。安易にケンカしたり、とかじゃなかったんだなあと、改めて見直したよ。やっぱT君も、ほんとにいいヤツだったんだなあ!

人には年齢に関わらず教えられること、多いです。

『スノーファンタジア』うえだ真由

2005年10月10日 | BL本感想とか
2冊続けて、うえだ真由さんの本読みました。
『スイートルームでくちづけを』
『スノーファンタジア』

両方とも、うえださんらしい繊細で、真摯な描き方で、(この方、まじめな人なんだろうなあと思ったり・・)よかったです。
受けキャラの気持ちがすごくせつないんです。ちょっと泣けそうになるくらい。

『スイートルームでくちづけを』
ホテルもので、上下関係?とか最近よくあるパターンかな?と安易に読み始めたんだけど、やっぱりうえださんだった。つらい気持ちにもなるんだけど、やさしくて泣きそうになります。
新入社員の彩は、いきなりホテルの本部の秘書課の社長付きに抜擢される。そこでであった上司の由里はいかにもできる男で、彩にも優しく指導してくれていたが、なぜか社長に辛く当たられ・・。
血縁関係やら、社内の内部事情やら、秘書室の仕事やら、色々な事情が絡み合う中で、由里と彩は・・という話。
一見派手な世界なのに、あまり派手さを感じなくて、誠実な二人の性格がそのまま作品の清潔さとかの印象になっている感じ。
オンライン書店ビーケーワン:スイートルームでくちづけを


『スノーファンタジア』
大学の友達の陽史と里央。陽史には秘密の恋人がいる。半年間の留学に出発する彼女を空港に送っての帰り道、二人は交通事故に遭い、陽史は記憶を失くしてしまう。看病する里央を陽史は、自分の恋人だと勘違いしてしまうが、ずっと陽史をすきだった里央は真実を告げることができなくて・・。

記憶が戻らないままの陽史と想いが通じ合ってからの里央の苦しみが、かわいそうで、すごくせつない。
こういう部分を本当に丁寧に書いていく人なので、ここら辺は読み応えありです。
話としてまとまりがあって、最後も納得できる結末でした。

オンライン書店ビーケーワン:スノーファンタジア

うえださんの本、全部読んでるわけではないんだけど、最初に読んだ『放課後のサイクロメーター』以来、派手さはないけど(?)いつもキャラの心情を丁寧に書かれていて、いい話を書かれる方だなあと思ってました。今回2作ともすごくよかったです。ココロがほっとするようなBLでした。

オンライン書店ビーケーワン:放課後のサイクロメーター