ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『唇が嘘をつく』水戸泉

2005年11月14日 | BL本感想とか
手にとって裏表紙のあらすじを読みながら、なんとはなしに、思ったこと。

・・おお、いい感じのシリアス、アダルトものか、よさげ~。
火崎さんのこういうの読みたかったんだよね~って、ん??
ええ?作風がえらく違うなあ。火崎さん、チャレンジャー?
・・って、これ水戸泉さんじゃん!!
・・・この作風、納得。火崎さんじゃない。ありえない。この展開・・。

なんでか、火崎さんだと一瞬思って手に取ってたみたいで、大勘違い
でも、あらすじだけ読んでも、明らかに作風が違っていたのでした。
水戸泉さんらしいお話でした

「死にたいのなら心だけ死んでしまえ。身体はもらってやる」

そそられるセリフとお話でした。
短い話が二つ入っているんですが、短すぎてもったいないかなという気がします。
このひとつのストーリーでじっくり書くって出来ないのかな?
おいしい骨子の部分だけで書かれているような小説で、こういう書き方もありなんですかね
なまじそそられる話なので、もっと丁寧に肉付けして書いてほしいなあ。って贅沢なんでしょうか?



唇が嘘をつく
唇が嘘をつく
posted with 簡単リンクくん at 2005.11.14
水戸 泉著
幻冬舎コミックス (2005.10)
通常24時間以内に発送します。