ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

錦帯橋の桜

2006年04月08日 | 旅・風景
仕事帰りに、岩国の錦帯橋の桜を見てきました。
満開のシーズンに行けることってないので、疲れてヘロヘロしてたんですが、帰り道でもあったのでちょっとだけみよう!と・・。

気持ち的には、夕方の錦帯橋で静かにひとりで桜を愛でるってイメージだったのに、行ったら、もう大型バスは何台もいるわ、夜桜見物準備のグループはわんさかいるわ・・で、さすが桜の名所だわ。甘かったです
平日の夕方なので、河原の駐車場は停められたけど。
ビジネススーツで、大きな黒のバッグもって歩いてるおばさんは浮いていました



これには写ってませんが、近くの岩国基地の人たちが結構家族連れできていて、あたりで英語がとびかっているのです。



ここらはベストポイントなのか同じ位置で撮影している人が多かったなあ。
満開の桜が、水に映えるのがなかなかよいです~
夜、岩国の友人から、このアングルの夜桜の写メールが届きました
それも、すごく綺麗でした。いいなあ、夜桜。



ついでに、公園の菜の花も
菜の花の香りと、鳥のさえずりで、幸福な気持ちになれました。


毎年忙しくて花見にいってなかったんだけど、今年はこれで満足。
でも、これ、家族とみたかったです。

帰って初めて気がついたんだけど、このカメラ、時間設定がずれてました。
いつからずれてたんだろう~。うっかり最初に時間違えて設定しちゃったのかなあ、悲しい・・。



『恋をしてはいけない』吉田ナツ

2006年04月08日 | BL本感想とか
ようやく、評判の吉田ナツさんの本を初読みしました。

よいな~すごくいいです。
昨日の夜読んだんだけど、思いが溢れてなかなか眠れませんでした。

-祝福も許しもない、それでもこんなに幸福なら、それが間違っていると誰が言えるだろう-

親友の恋人・啓を預かることになった矢崎。
啓との生活は奇妙なほど心地よかった。
最初はただの好意だったのに、いつしか恋心はあふれ出す。

抱きしめてキスしたら、一生自分を許せない・・。

であった二人が一旦別れるまでの「恋をしてはいけない」と、その後の再会編の「夜が明けていく」の2編が入っています。
どうしようもなく恋に落ちて、気持ちが溢れていくという辺りがすごくよかったです

割とすっきりした文体で、淡々と書かれているんだけど、ふとした情景の描き方とか、主人公の感じ方とか、うまいなあ~って感じです。
行間に空気があって、雰囲気のある小説です。

b-boyなき今、吉田さんみたいな作家さんはどこで書かれるんでしょうか。これがノベルズの3冊目。多分今から編集さんたちに育てられ、磨かれていい作家さんになられるんだと思いますが、がんばっていただきたいです。

恋をしてはいけない
吉田 ナツ著ビブロス (2006.3)通常24時間以内に発送します。


bk1や、コミコミさんでは、今ある在庫は返品しないそうです。ちょっと嬉しい。
でも、近所で一番大きな書店さんでは、ビブロスの本1冊もなくなってました