ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『アパルトマンの王子』 榎田尤利 (キャラ文庫)

2007年12月09日 | BL本感想とか
まだまだBLでなごみたくて、2冊目。
これも、いじらしい受けキャラで。家を支えている長男君で、優しくて責任感があって、でも一所懸命やっていても、気持ちがギリギリになって溢れそうになったり・・ってすごく共感できるキャラでした。
貧乏な不動産屋さんにある日、もうすごくセレブな金髪の王子様が、やってきて・・という日常的なのか、非日常的なのかわからないような展開ですが、とても説得力があって、夢中で一気読み。
さすが榎田尤利さん。
キャラにリアリティがすごくあって、小説として存在感があるなあ・・と思います。家族とか、近所のひととか、ひとりひとりの人間としての魅力がちゃんと書かれていて、魅力的です。ハッピーエンドが本当にうれしくなる小説です。

2冊続けて、すごく面白かった!
これだから止められないです。

『檻の中の純情』 バーバラ片桐(花丸文庫)

2007年12月09日 | BL本感想とか
なんとなくなごみたくて、あまりハードでなくて、楽しめる小説でチョイスしたらこれになりました。
おもしろかった~~
バーバラーさんのミラクル設定。結構好きなんです。電波系はちょっとにがてだったけど。ほとんどのバーバラさんの小説は好き。つーか、fanです。
これも、ミラクルなんだけど、ぴよ受くんがすごくすごくかわいくて、いじらしくて、泣きそうになりました。
執事攻めで、稲荷家さんのイラストで・・と実においしい小説でした。
とんでも設定で、とんでもな話なんだけど、やっぱり小説としてすごく面白いと思うんです。うまいなあ・・。