市からの補助があっても、年金暮らしには痛い
2万5千円ほどの自己負担が必要な人間ドックを今年も受けました。
最高血圧が100以下、最低血圧が60以下のどちらか
または両方を示した場合に低血圧(症)という医師が多いそうですが
相変わらず私の血圧は〔56-83〕mmHgと低く
高血圧の方と同様、簡易型でない正式な血圧計で計り直しされたのに
今回も特に新たな病名が告げられることはありませんでした。
そして、毎回必ず「要治療」とされるのが
血液検査で分かる脂質における高脂血症(脂質異常症)で
総コレステロール値は300超(正常:130~219)
悪玉コレステロールを表わすLDL値は今回も230(正常:70~139)を上回り
「なぜ治療を受けないのか!」と素っ気ない診察医に叱られてしまいました。
そうなんです、10年以上も前に3年間くらい
スルメ・ウナギ・玉子の黄身・魚卵などの含有量が高い食物は口にせず
並行して開業医の薬を服用していたのですが
半年ほどは順調に数値が下がり250程度まで達するとまた上がり出してしまい
結局、「遺伝による体質的な問題です」と言われてからは
続ける気持ちが萎えて止めてしまっているのです。
つまり、病気そのものではなく
動脈硬化による様々な病気の危険因子の一つをなくすためだけに
今後一生、薬の服用を続けなければならないことの必要性が
今ひとつ自覚ができていないわけです。
さて、どうしたものか…。
また、胃カメラにより「要経過観察」とされる慢性胃炎も毎年のことで
追加料金4千円ほどで今回は初めて組織の一部を採取され
その検査結果は後日、郵送にて知らされることになっています。
さらに新たにもう一つ、昨年は
「X線画像で肺の影がぼんやり白く見えるようになっている」だったものが
今回は「肺が少し膨張しているようです」と
具体的に喫煙による肺気腫の可能性を指摘されてしまいました。
いよいよ真剣に禁煙しなければならないのかなぁ。
どうしよう…。
(自然食が“売り”の昼食)
信頼している医師がいるわけでもなく、病院の世間的な評判が良いわけでもなく
もともとは数年前に希望する日程が空いていたので初めて訪れたこの病院です。
以来、毎回ここでドックを受けているのは
検査終了後に出されるこの弁当がとても楽しみなだけで
一度も治療で訪れたことはなく、今後もそのつもりはないのですから
まずは来年、ドックの時点から別の評判の良い病院を選んでみることにしましょう。