O君とMさん夫婦の離婚騒動が具体的に勃発して
早半年以上が過ぎようとしています。
離婚に先立つ子供たちの監護権の争奪でさえ
裁判所の決定が出るのにこれほどの時間がかかるのです。
参考チャート:(監護権指定の流れの一例)
その間に上の子供はO君の下でこの春、小学校に入学しているはずで
決められたサイクルでMさんにも面会させていると聞いています。
でも「子供と暮らせないのが一番ツライ」、これはMさんのメールでの嘆きです。
一方のO君、「一番嫌なことは元の4人家族で暮らすこと
次に嫌なことは子供を手放すこと」と口にしているそうです。
このように、どちらかが必ず悲しむことになる
監護権に関する判決(「審判」と言うらしい)がつい先月
ようやく裁判所から言い渡されたことを彼の友人から聞きました。
結果はO君の敗北 すなわちMさんの勝利
結局、私にとってはあまりにも予想された通りの結論だったのですが
勝ちを確信していたかのような言動を取っていたO君は
依頼された弁護士も「納得できない」そうで、即時“上告”したとのこと。
一方、負けを覚悟しているかのような言葉を
繰り返していたMさんは、「よかったね!」との私のメールに
「「あちらが“上告”したのでまだ決まったわけでないし
子供たちも返してもらえていないのでまだまだ戦いは続きます」と返信があり
「でも、まさかの判定に胸をなで下ろしています」と付け加えられていました。
(“”は原文にはありません)
つまり、どちらにとっても結果は予想を裏切ったようです。
そしてとりあえず、子供たちは
Mさんが育てる可能性が極めて高くなったことになります。
とすれば最初の心配通り、女房を寝取られた上
子供たちは連れて行かれ、さらに養育費の請求が上がれば支払うことでしか
子育てに参加できないことになりそうなO君には
慰めの言葉も見つからない事態が現実味を帯びてきました。
2人分を合計したら1千万円にも上る慰謝料請求とて
今後の離婚裁判の向きでは、実際に受け取れる金額がいくらなのかは
前述の500万円が30万円になってしまったK君の飼い猫の一件の例もあり
なんとも分からないと思っていたほうがよいのもしれません。
「現金は手に握るまでは自分のものと思うな」とも言いますし…。
(続く)