正式に手術を依頼し予定日が8月下旬の〇〇日に決まりました。
そして下は看護婦、否、女性の看護士から説明された
「入院診療計画書」の内容です。
・病名:胃癌の疑い
・症状:特になし
・治療計画:内視鏡的粘膜切除術(EMR)を行う
・検査内容及び日程:8月〇〇日午前に入院
午後2時に開始しほぼ30~120分の手術施行。
翌日に内視鏡検査を行い止血の有無を確認し
5日~7日後に再度内視鏡検査を行なう。
問題がなければ午前中に退院。
・推定入院期間:およそ8日
病院に泊ったことなど生まれてこのかた
亡くなった義母の付き添いでこのT病院に数泊した以外
自らの病でのいわゆる入院など幸いにして経験がありませんでしたので
ちょっと楽しみなような気持ちも正直ありました。
ところが、同時に渡されたペーパーを見て
手術当日は仕方ないにしろ、2日目も何も食べられず点滴での“食事”
3日目にして初めて“おもゆ”ですと
おもゆ(重湯)…伝統的な流動食の一種で、多量の水分を加えて
よく煮た薄い粥の上澄み液のことをいう。
通常は白米にその10倍前後の水を加えて長時間煮た粥をガーゼなどの
薄布で漉(こ)して飯粒を除き、塩を加えて薄い塩味をつけて味を調える。
日本では古くから病人食や離乳食などに用いられてきた。
主成分は水分と糊状のデンプンであり、消化がとても良く
水分と糖分を効率良く補給できるという点で病人や
乳児の流動食として理に適った食品といえる。(ウィキペディアより)
以降、4日目3分粥・5日目5分粥・6日目7分粥・7日目全粥となり
最終日8日目の朝食は「朝9時に胃カメラがあるため食べられません」
ただし「胃カメラが終わってから簡単な食事は出るので食べられます」
つまり“不味い”と評判の病院食を試せるどころか
まともな食事を1週間も口に出来ないことになってしまうのです
そりゃそうか、胃の粘膜を直径1cm以上も切り取るんだから…。