保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

ついに「手術」という言葉を聞く羽目に…

2014年06月13日 | 萎縮性胃炎&早期胃ガン

K病院で毎年受けている半日人間ドックですが
昨年12月の結果を要約すると次の通りでした。

①高脂血症(家族性高コレステロール血症の疑い)…
家族性の可能性があり食事などで個人が管理しても難しく
服薬が必要です。医療機関を受診して下さい。

②早期胃ガンの疑い…内視鏡検査の際
採取された組織量が少なく詳細な判定が困難との結果でした。
一部に異常所見も認められるため、念のため3カ月後に再検査を受けてください。

そこで訪れたのがK病院ではなく、この長野T病院だったのです。

K病院でドックを受けていた理由は
20年くらい前にドックを最初に受けようとした際に
都合の良い日にたまたまここの予約が取れたからであって
評判などが特に良かったわけでもなく、どうせ定型的な検査のこと
あまり“腕”は関係ないのでは、と思ったからですし
その後ずっとここで受け続けているのは、検査終了後に提供される
自然食を謳う昼食弁当がいたく気に入っていたからでした。

しかし、治療を受けるとなるとそうも行かず
やはり“巷の評判”の良い所ということでこのT病院にしたもので
亡くなった義母以来、女房がずっとお世話になっていますし
単発で私自身も内科と皮膚科で治療を受けたことがありました。

こうしてイザ診察となるのでしたら、もっと以前からここで
ドックを受けていれば良かったなぁと思わないこともないのですが
ちょっと前までドック用の健診センターが病院内の食堂のすぐ前にあったため
朝食抜きでここからの美味そうな匂いを嗅ぎながら
半日過ごさなければならない苦痛にとても耐える自信がなかったのです。

ちなみに今年
広くなった新たなセンターが食堂から離れた場所に開設されました。

ところで、先行して診察を受けた「高脂血症」に関しては
やはり今後一生ずっと飲み続けなければならない服薬治療に踏み切れず
十数年来のまま“様子見”にしてとりあえずお断りしてしまいました。

そして今回、それよりはるかに気になっていたのは「早期胃ガンの疑い」です。

先月中旬に受けたこの病院では初めての内視鏡検査の結果は
肝心なところは10日ほど前に一人で聞いてはいましたが、その際
「詳しい説明をしますので次回はウチの人と一緒に来てください」と
言われたので昨日は女房を連れて病院へ。

〔説明の概要〕

*直径1cmほどの腫瘍。明らかな悪性とは断定出来なかった。
健康な状態0・ガン5と評価すると「3の5寄り」
*海外ではこの程度は放置するが、早期発見という趣旨から
内視鏡による切除手術を勧める。入院は1週間程度。
*同様の患者600人ほどの95%以上に行なっている実績がある。
*腫瘍が再発し多い人で5、6回切除を繰り返したこともある。
*慢性胃炎はピロリ菌が原因。若い人には効果があるが
我々世代の8割は幼児期からすでに60年ほど感染しているはずで
身体がそれを前提にしたバランスになっているため今さら除菌しても
胃酸の分泌が増えることによる胸やけ、食欲が増すことに因る肥満
時に肥満逆流性食道炎を誘引するので勧めない。

かくして、ついに生まれて初めて
「手術」という言葉が登場する羽目になりました

歳を取るってこういうことなのでしょうが、悪性、つまりガンとは
断定できないのに切除しなければならない必要性が今ひとつ理解できません。

もっとも、そのままにしておいて良い理由も特にないような気も…。

なんだかんだが頭の中をぐるぐる駆け回り
結局、今年からはこの病院で人間ドックを受けるつもりで
11月下旬にすでに予約が取れていますので、とりあえずそこまで待つことにしました。

でも、まだ迷いが…。

コメント
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