昨年は夏の終わりに購入して植えた市販の「ホーム玉葱」でした。
11月頃から収穫し始めて冬の積雪期もずっと
採れたて“新玉ネギ”として食卓を飾ることが出来たばかりでなく
葉っぱを含めて女房も絶賛するほどにかなり美味かったのです。
そこで、価格がちょっと高かったこともあり、今年は種を購入して
子球作りから挑戦しています。
【セット(子球)栽培】
新しい栽培方法で、2月下~3月上旬に播種して
5月上~中旬ころ直径2㎝くらいのときに抜取り(これをセットまたは子球という)
通風のよいところで貯蔵して、それを8月下旬に植え付けると
11月下旬から12月、10月下旬に植え付けると
3月下~4月上旬と収穫時期を変えられ、貯蔵性の高い
辛口しかなくなった冬場にもずっと新玉ネギとして利用できる。
特長として生育期間が4~5カ月と短く
生食可能な甘い品種から作られているので肉質が柔らかく多汁で辛味が少ない。
はやて・ふゆたま・ポインター335・グラネックスイエロー・いなずま
マッハ、シャルムなどの品種が向いている。
種はネット通販で「シャルム」を購入し
記録し忘れてしまいましたが、播種したのは確か3月だったと記憶しています。
しかし、“5月上旬から中旬に直径2cm程度に育った子球を抜き取る”はずなのに
そこまでの大きさにまだほとんど育っていません。
(子球栽培) (普通栽培)
ネットで検索しても子球そのものを作ることに関する記載はなかなか見当たらず
かと言って、秋に種を蒔いて普通に育てている玉ネギは
すでに3割程度が倒れてボチボチ収穫時期を迎えるのですから
元来、“25℃以上の暑さに弱い”のにそのままにして
もう少し大きくなるのを待つわけにもいかないと思うのです。
最初の失敗は付き物と覚悟して、標準的時期としては遅ればせながら
気温がまだそれほど高くなっていないので、球の小さなものは
このままもう少し成長させ、大きなものから数回に分けて抜いて
夏から秋にかけての定植期まで保存することにしてみます。