一昨年の寒中に義母が他界したコトの始まりは
正月早々の単なる風邪、1週間後に肺炎球菌による肺炎と診断され緊急入院
さらに間質性肺炎へ進行したことが原因でした。
この間わずか42日、ICUから出られて意識があったのはたった1日だけ
肺炎という病気の恐ろしさをこの時に知ったのでした。
・日本人の死因の3番目が肺炎で年間8万人に達し
65歳以上の高齢者が95%を占める
・インフルエンザにかかった高齢者の4人に1人が肺炎になる
・悪化が早い肺炎の場合は、治療薬の効果が出る前に死亡することが少なくない
・肺炎の死亡率は薬や医療技術の向上などによって最近までは低下していたが
近年再び上昇している
・70歳未満の肺炎の起炎菌はマイコプラズマという病原体が圧倒的に多く
肺炎球菌は2番目だが、70歳以上では肺炎球菌が一番多く
インフルエンザ菌などがそれに続く 等など
かと言って、6000円程度の自己負担になる予防接種を受けるほどの
高齢者にはまだなっていないと思っていたところ
9月下旬に保健所から市長名で突然、郵便物が届いたのでした。
同時に、西田敏行さんを使ったCMが盛んに流れ出しました。
今年65・70・75歳などの5歳刻みの年齢になる者が今年度の対象者で
90種類以上を数える原因(起炎)菌のうち、23種類に効果のあるワクチンを
今回1回限り2000円の費用で接種できる厚労省の政策とのこと。
早速、先週末にワクチンを手配するための予約を入れておき
昨日注射を済ませて来ましたが、効果は5年間なので
今後は約5年以上の間隔を空けて
自己負担の定期接種を実施することにします。