保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

車検、どうしようかなぁ…②まずは見積もりを(1軒目)

2014年10月26日 | クルマに関するアレコレ

古いモデルではあっても整備工場並の
ガレージジャッキを持っているのは過去のクルマ屋の名残りです。

ただし“ウマ”は破棄してしまい、これなしでは危険なため
タイヤの履き替えやちょっと下回りをイジル程度にしか使用しません。


(これがウマ)

このため、ユーザー車検において重要になる下回りの
ステアリング・サスペンション・ブレーキ系などを点検することは
車体をジャッキアップして“ウマなし”の状態で下に潜り込まねばならず
できれば避けたい作業です。

そこで一計を案じ、車検の見積もりを整備工場で算出してもらうことで
おおまかな現在の状態を知ることにしました

1軒目は初めて訪れる「クリア〇〇」なるチェーン店で
公の車検ラインに持ち込む必要がない民間指定工場です。

元は地元Kバスが
自社で所有するバス主体の整備工場だったもので
市街地からだとかなり離れた郊外にあったのですが、業績不振で会社自体が
M電鉄に吸収合併された際、そこが独自開発したフランチャイズ式の車検専門店になり
2、3年前に2店舗目を市街地近くにオープンさせていました。


(こちらの大きな工場で整備をします)


(この建物に軽自動車検査協会と同じ検査ラインが入っている)

このM電鉄は名前の通り、70㌔ほど離れた県内ナンバー2の人口の
M市を拠点に電車・のみならず、大都市の同業と同じく
観光業やホテル、スーパーなども展開している県内一の大手です。


(さまざまな割引による安さを謳ったチラシ)

こうした後ろ盾もあり、この車検専門の「クリア〇〇」も
よく単独でチラシを入れたり、ラジオを呼んで現地にナマ番組を呼び
安い・速い(立ち会い25分車検)をウリにし「どんな車種もオイル交換500円」など
結構、普段から宣伝が盛んなので一度は訪ねてみたいと思っていた工場でした。

そして、わざわざ訪れて車検の見積りを依頼したところ
車検満了日の1カ月前の2週間前つまり、11月5日過ぎでないと出来ないとのこと。

あまり早い時期に数字を算出しても、その後新たに
整備個所が発生すると金額が変わるから、との説明を受けたので
一応、とりあえず5日に予約だけ入れて早々に事務所を後にしました。

“若い年増”の女性の接客でしたが
ジャッキアップもせず外から見るだけの見積もりだそうなのに
予約まで取ってわざわざ出直させるこの対応もさることながら
特に熱心に入庫を促すでもなく、説明は価格の安さを強調することだけに終始し
“安ければそれでいいんでしょ”的な対応がなんとも鼻に付き不快だったからです

また「他店で見積もりを取っていただいて構いません」と
勝手に2、3回ノタマウのは、ここを訪れるお客は安さに釣られてアチコチ浮遊する
固定客にはなりづらい客層だからで、常日頃そうした話法を用いているからに違いありません。

 

一方、かつてここで車検を実施した知人に、エアダクト系を締め付けている
ステンレスバンドの錆を「危険なので早急に交換を要する」と記入した
A3大の車検後の診断書(報告書?)を見せてもらったことがあります。

指摘されるほど即危険とも思えませんし
それでなくてもステンレス製の部品の錆なのですから
そんな脅迫めいた表現の文章をわざわざ記入して不安がらせなくても
その場でウェスで擦ってあげれば綺麗さっぱり落ちてしまうのです(事実、落ちました)。

このように、この知人を含めた複数の方から聞いた話ですが
当初安い価格につられて入庫しても、かくの如くナンダカンダと指摘されて
つい言われるまま追加の整備をする羽目になり、結局は高い車検になってしまうのだとか。

もっとも、一見したところでは、営業している土日などは若い主婦層を中心に
全ての飲み物無料の待合室は、結構混み合っていることは確かです。

曖昧だった各項目の価格を明確に、かつ安めに設定し
そこからいくつもの割引を利用することでさらに安くして入庫を促し
その上で無料ドリンク付き待合室で完成を待つお客に危険だからと不安感を煽った説明で
その場で定価による追加整備をさせて元を取ろうとする商法も
間違いなく素人ウケはするようです。

ただし、見積もり依頼はすぐにキャンセルしましたので
私がこの工場を訪れることは2度とないでしょうし他人に奨めることもないはずです。

(続く)

 

 

コメント
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