車庫証明の申請に訪れる際に朝っぱらから中央警察署の駐車場が
やけに混んでいることに現役のクルマ屋時代から疑問を感じてはいました。
朝一番に免許証の更新等で訪れる人が多いのかな、などと思いつつ
まったく止める場所がなかったわけでないので
なんとなく聞きそびれていました。
ところが昨夜からの雨が未だ降り続く今朝は
70~80台は止められるはずの駐車場が満杯でまったく空きがないのです。
長女から依頼された車の名義変更のため
陸運局に行く前に下りている車庫証明を取りに立ち寄っただけなので
ものの5分もかからないはずなのに、といささか頭に来つつ
一番奥の片隅に区画になっているかいないかよく分からないけれど
軽なら止められるスペースを見つけてそこに駐車し
傘を持って来なかったことを少し後悔しつつ
雨に濡れるにはちょっとばかり遠過ぎる玄関まで小走りしたのでした。
駆け込んだ時、正面の壁掛け時計は午前8時32分。
つまり業務開始からまだ2分しか経っていなく
真ん中に記入台、周囲に忘れ物、免許更新、車庫証明、道路使用許可等の
窓口が配置された1階には私を含めて4人の訪問者がいるだけ…。
としたら、ここには姿がないけれど
あの広い駐車場を満杯にするほどの多くの人が
こんな早い時間から1階奥にある交通事故関係の交通課や
その他犯罪事件で2階の刑事課などを訪れているのでしょうか?
そしてこの永年に渡る駐車場混雑の謎は
車庫証明の窓口に座るアラフォー女性の説明で簡単に解けたのでした。
「市内各所の交番の巡査が朝の打ち合わせに立ち寄るのです」
「今朝は雨なのでクルマで来ている方が多いみたい」とも。
そんな事情があるのなら
駐車違反、停車違反を取り締まる警察署を訪れる市民のために
例え数分という僅かな時間とは言え迂闊な場所に停めるわけにも行かないなどと
ヘンに気を遣わせることがない余裕のある駐車場を確保して欲しいものですなぁ。