保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

床屋の話…②50代まで大嫌いだった

2015年07月22日 | 世の中のあんなコト、こんな事

なぜ床屋と呼ばれるか?・・・男性の髪結いは月代(さかやき)が広まった
室町後期に始まるが、町や村単位で抱えられて
「床」と呼ばれる店舗で商売を行なったためこう呼ばれた。

坊ちゃん刈りのガキの頃は床屋に行くのが単に面倒だったので
自宅にバリカンがあることを知った小学校高学年の頃に親父に丸刈りにしてもらい
以来、高校生まで3分刈りの坊主頭でした。

大学生から普通に髪を伸ばし、つい10年ほど前までずっと
床屋に行くことが大嫌いだった第一の理由は「ビフォー&アフターの変貌ぶり」です。

カチカチに形を作るヘアスタイルは好きになれず
チックやヘアリキッド系の油脂は使ったことがないどころか
ドライヤーも洗髪後の乾燥のために温風を当てているだけ
それすらもうかなり昔に止めているナチュラル派なのに
床屋はどこもなぜかカチッとしたスタイルが大好きなようです。

分け目とサイドもそうですが、特に前髪は自然に垂らしてもらえばよいものを
必ずと言ってよいほどヘアブラシで上に巻き上げてドライヤーで固めたがるのです。

もしかしたらそれしか出来ないのではと思えるくらいに…

ちなみにクリーニング屋にYシャツを出す際、「ノリを使わないでください」と依頼すると
普通はかなり戸惑いかつ嫌がるのと同じような感じです。


(誰もが「同一人物?」といぶかる20代の写真)

どうにもこうにもこれが許せず、レディースアパレル時代は
まだ当時、男性客の姿をほとんど見なかった美容院でカットのみしてもらい
その後は男性にも流行り出したパーマを数年かけていたこともありました。

もちろんパンチパーマではなく大き目のウェーブです。

その後若者を中心にかなり多くの男性がずいぶん増えた美容室での
カット&パーマを選ぶようになったのも経験的にうなずける話ではありました。

多分数年でまたストレートのナチュラルヘアに戻し
小さな娘2人のカットを自宅でするついでに自分のもしていた時期があります。

仕事面で多忙になったりして再び新たな床屋に通い出すことになるのですが
以前と全く変わらずカッチリ系にされてしまうことに正直ウンザリしつつ
1時間近くになることもよくある待ち時間の長さが
それまでの床屋嫌いにさらに拍車をかけたのもこの頃のことでした。

カット直後のヘアスタイルを水で濡らして
自然な形に戻すという無駄なことをしなければならず
べたつかないヘアトニック以外の
油脂系整髪料の使用を断っていたことはもちろんです。

とは言え、普段の自分でない香りを
強要される不愉快さは感じていたのは私だけだったのでしょうか

しばらくしてようやく床屋も予約制を採るようになりましたが
それでも30分待ちはよくあることでしたので
その対策として自営業は時間が自由に取れることをよいことに
開店直後の朝一番の予約にして“待ち時間なし”をずっと続けていたのでした。

 

 

コメント
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