学生時代の4年間、ヨット部に所属し週末を中心に
年間約120日を海の上で過ごしていたのですから潮の香りは嫌いではありません。
しかし旅行などで昼飯そして夕食
一泊しての朝食までは何とか許せるとして次の昼食がまた“磯の香り”となると
肉食系ジジイとしては「肉を食わせろ!」と叫びたくなってしまうのです。
1日目昼食:海鮮丼が有名らしくそれを扱うビックリするくらい多くの
大食堂が何軒も入った市場のような処でたいして美味くも安くもない海鮮丼を食す。
1日目夕食&2日目朝食:海岸に面した岩場に建つホテルの乾いた刺身に象徴される魚料理で
皮を剥いたら身がなくなってしまうような極小のエビは要らないし
固形燃料で煮るイカが入った海鮮ラーメンは麺が煮過ぎになって美味くなかった。
もしかしたら我々グループだけ別席の宴会にしてもらったので
謳い文句の“屋台宴会魚会席”のままのほうが良かったのかも知れません。
風呂も民宿に棒を振った程度の小ささでしたし…。
(見学場所…天橋立)
2日目昼食:砂丘のレストランで食した海鮮せいろ定食は見かけ倒し
この時点ですでに「“海鮮”はもういいや!」
2日目夕食:さすが玉造温泉の“それなり”の旅館
刺身のエビも大きいし合鴨、生ハム、大山豚そして鍋にも肉が入っていました!
(お造り:日本海鮮魚) (洋皿:大山豚パイ包み)
(見学場所…鳥取砂丘・松江城)
3日目朝食:さらにこのホテルの朝食はビュッフェスタイル
ウィンナーもパンも野菜サラダもあってその上コーンポタージュスープも。
満腹感とともにようやく満足感を抱くことができました。
3階の部屋の窓からの眺望が悪いことを除けば風呂も立派で綺麗でしたし
夕食時に“ドジョウすくい”もオマケで観られて良かったです。
3日目昼食:およそレストランが2階にあるとは思えない
勾玉(まがたま)伝承館なる所の全然美味くない蕎麦付きの松花堂弁当。
買い物をさせるためわざわざ高速を下りてまで立ち寄る
海外旅行でもよく見かけるパターン。
食事代が極端に安いとかバックマージンがかなり多いとか
何か理由がなければここで食事をする意味は全くない。
(見学場所…出雲大社)
3日目夕食:800㌔超の帰りの高速道路パーキングエリアで食った
自腹のカツ丼(玉子とじ)860円の美味かったこと
かくして近づく台風の湿った南風による33℃超えの蒸し暑さの中
初日朝5:20に集合し最終日夜11時に帰宅した丸々3日間
私はどこも初めての名だたる観光地を酒浸りで巡る
1800㌔の爺9人のバス旅行は今年も楽しく終了することが出来ました。