今風の言い方をすれば、スキー場が「マジ、ヤバい!」
かろうじて人工降雪機でオープンしていた熊の湯でさえ
先日の雨で「積雪10㎝」まで融けてコースの途中で土が顔を出してしまい
一般客は一時クローズド、遠方からお見えの数百人の団体専用になっています。
「積雪20㎝」のここ一ノ瀬ファミリーは、コースが繋がってはいるものの
長さ400m、幅は10m~30mの初級バーンがかろうじて滑走出来る程度・・・。
天然雪がまったく積もっていないのですから止むを得ません。
こんな悪条件の中でいよいよスタートした今季最初のレッスンは
大分・M高校の修学旅行生130人、担当したのは男子初心者班の10名でした。
1日目:晴れ
2日目午前:曇り一時晴れ
この後、東京に行って班ごとの東京見物
最終日は全員でTDLを楽しむ4泊5日の旅と聞きました。
1日目の夜間に数センチの積雪があり、もちろんかなり冷え込んだので
降雪機によるバーンの修復も出来たため、2日目はガリガリも少し解消して
全員がボーゲンがほぼ出来るまでに上達しましたので、きっとスキーの
楽しさの片鱗を感じ取っていただけたことでしょう。
ただ2日目は土曜日ということもあり一般のスキーヤーが100人以上
さらに他の学校生300人がたったこれだけのスペースに集中
こうした接触の危険と隣り合わせのレッスンは
この一回限りで終わって欲しいものと、今季"初"寒波に頑張ってもらい
山間地にはせめて20㎝くらいの積雪があることを祈るばかりです。