保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

Ski-Lesson(5) in 高天原・・・吹雪の中、五泊六日の長丁場

2018年12月31日 | 冬はもっぱらスキー三昧

東京のキッズ・小・中学生向け体験学習スクールの皆さんが
例年通りにお越しになりました。

宿泊数が異なるコースによって3つのホテルに分かれてのスキー教室で
担当したのは最長「五泊六日・SAJ検定付き」の約100人のうち
ジュニア(Jr)3級を目指す2~5年生の6名でした。

ただ3日目から技能レベルによる班移動があって8名に。

1日目午後:晴れ
2日目:曇り一時晴れ
3日目:曇り後雪
4日目:強風を伴う雪
5日目:強風を伴う雪
6日目:強風を伴う雪

後半3日間で増えた積雪は約80㎝近く、同時に7~8mの強風も吹き荒れるという
天候の下でしたので、小学生の生徒さんにはかなり厳しいレッスンになりました。

特に4名の2年生(女児3、男児1)にとっては
ホテル~ゲレンデ間200mの道具を担いでの徒歩移動さえ
新たな積雪に足を取られて難儀以外の何物でもなかったようで
正直ちょっと可哀そうでした。

さらに、もし個人的に家族で行っていたなら、多分1時間もしないうちに
ホテルに逃げ込むことは、グローブ(と言うより手袋)を見れば一目瞭然
もちろん2千円もしない(失礼!)であろう薄い素材の1枚だけ・・・。

さすがに親と兼用出来るネックウォーマーの無い子はいなくても
兼用出来ないグローブにまで毎年のようにお金は回らないのでしょうが
これで氷点下12℃に加えて、強風によって体感気温は
氷点下20℃近くにまで下がるのですから、所詮無理というものです。

男児2人は「アイスクリーム頭痛」と思われている頭痛まで訴え
最低でも1時間半に1回は無料休憩所に逃げ込む羽目に。

ただサラサラのフカフカ雪の良い面もありました。

それは制動要素の強いプルークをしなくても暴走しないため
スピードに対する恐怖心にあまり襲われることがなく
エッジ切り替えのためのプルークへの移行が結構スムーズだったことです。

結果、小2・小3の男児2名にはちょっとオマケがなかったと言えば
ウソになりますが、8名全員が無事Jr3級合格と相成りました。

ただ、高額な費用を負担してまで、この最悪とも言える厳寒の中を
ひたすら寒さに耐えながら3日間も頑張った彼らを、指導書通りに
温情抜きに落とすことなど、同じ年頃の孫が3人もいる爺には
とても出来なかったことは白状しておきます。

この上のJr2級の合格率は
20㌫近くまで下がることは付け加えておきましたが・・・。

コメント
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