保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

物損事故(その2)・・・②破損は"ちょっと見"では判断できない

2018年12月20日 | クルマに関するアレコレ

U整形外科で二女と待ち合わせたのは
ミラの破損状況を私の目で確認したかったからです。

病院に着いてすぐにリアゲートの凹みは斜から見て分かりましたが
ウレタン製リアバンパーには、数本のえぐれキズがある程度・・・。


一見しただけでは破損はないと思ってしまうかも。


斜め方向から見るとリアゲートは大きく凹んでいます。


上面にえぐれキズがあるリアバンパーの左側は
押されて少し中に入っているような気も。

今回のように真後ろから真っすぐ追突された場合
ボディのリアの鉄板まで押されていても、ウレタンバンパー自体は
材質の復元力で元に戻っていることが多いので、注意しなければなりません。

加害車両の破損の画像から推測しても
特にこちらは軽自動車ですからその可能性が大いにありました。

持参したミニガレージジャッキでリアを持ち上げて下部から覗き込むと案の定
リアエンドパネルが押されて凹みの一部の塗膜が剥がれてさえいます。

どの保険会社であっても手続き上、対物賠償額(=修理代金)については
必ず修理工場の見積書と破損個所の画像が必要になります。

二女は勤めがあり、ちょうど私はスキーがオフ日でしたので
彼女の代わりに知り合いのK君の工場に持ち込み
バンパー外しを手伝いつつ、それらを依頼したのは翌日のことでした。

(続く)

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物損事故(その2)・・・①二女のミラが追突された

2018年12月20日 | クルマに関するアレコレ

私の前の愛車ミラに現在乗っている二女から
「通勤途中で追突された」と電話が入ったのは朝9時のことでした。

「ケガは?」と訊くと「ちょっと首が痛い気がする」。

本来はすぐに警察へ届け出るのが法的な原則です。

そして物損事故なら届け出の1回で済み、一方ケガがある人身事故となると
その場または後日、現場検証が必要になる点が大きな違いです。

経験的に私が把握しているこんな場合の警察の対応〕

1.「物損のみ」でどちらも自走できる場合・・・近くの交番または中央署に両者で行き
事故の届け出をする。この時にお互いの情報を交換できる。30分程度。

2.「物損のみ」だがどちらかの車が自走不能の場合・・・地元の中央署に電話をすると
事故処理車が出動し、その場で現場検証となり待ち時間を除いて最低1時間は掛かる。
不動車の移動は
その後、自分で業者に依頼する。

*当初「物損のみ」で届け出ても、1週間以内に被害届を提出すると
人身事故への切り替えが可能です。警察でもそう案内されます。
ただし、人身から物損への変更は出来ないはずです。

3.「どちらかがケガ」だが車も人も移動できる場合・・・警察が立て込んでいると
両者で一旦近くの交番または中央署に出向いて届け出のみをし
現場検証は後日になることが結構ある。

「とにかく、まずは会社に出社したい」と彼女が言うし
私もスキーの指導者講習を受けるため横手山スキー場にいましたので
相手の名前・住所・TEL、そして免許証とナンバーが映る相手の車の画像を撮って
保険代理店のTにすぐに事故報告をするようにアドバイスしました。

相手の一方的な過失なので自分の保険は使わないだろうと素人的に思えても
相手が後日、他人の入れ知恵等で何を言って来るか分からず、そうした場合の
対応を任せるためにも、事故報告を入れた方が良いです。

そもそも自動車事故における「一方的な過失」のケースは少なく
こちらに多少でも過失があるとなってしまうと
いわゆる「過失相殺」というヤヤコシイ話になるのです。

どんなにこうした交渉をしてもらっても、自分の加入保険から
保険金が支払われる結果にならない限り、翌年からの保険料が上がってしまう
不利益を被ることはありませんので、安心して大丈夫です。


(追突したKさんの加害車両)

講習を終え、「午後4時に早退して医者に行く」という彼女と
U整形外科で待ち合わせての検査結果は「特に異常はありません」。

まずはやれやれ、一安心というものです。

これだと「物損のみ」なので現場検証は必要ありませんし
警察への届け出も省略して大丈夫です。

かつては「事故証明不提出理由書」が必要で、そこに書く内容は
決まったように「物損のみで急いでいたため」でしたが
今ではこの書面も必要ないと聞き及んでいます。

ただし、もしも「ムチ打ち」等の診断結果になった場合は3.のように
まずは両者で日時を申し合わせて後日、届け出に出向き、現場検証については
総じて強権的な物言いの警察の指示に従わなければなりません。

この時、届け出が遅れたことに対して、ひとことふたことの
小言を言う担当警察官もいますが、しょうがないこととして諦めます。

訪れたU整形外科にはまだ相手の保険会社から連絡がないそうで
止むを得ず検査費約1万円と念のための貼り薬代1千円を立て替えました。

立て替え分については保険会社から病院に連絡が入りさえすれば
領収書を医院に持って行くとその場で返金してくれます。

このように被害者が医者に行くと言った場合は特に、加害者は即刻
保険会社に連絡を入れ、立て替え払いが発生しないよう配慮することは
その後の示談をスムースに進める意味でとても大切な対応ですが
この点は加害者Kさんの配慮不足と言って良いでしょう。

なにはともあれ、後はミラの修理に関して
保険会社と話し合う
ことになります。

(続く)

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