体育館が6月初めから、少し遅れてスポーツジムも再開し
その一方では梅雨の長雨が続いたこともあり
かなり久しぶりの山歩きになりました。
行き先は以前からぜひと思っていた志賀高原・四十八池と
大沼池(おおぬまいけ)を巡る有名トレッキングコースです。
ちなみにグーグルマップ・ストリートビューでも
見られるようになっていることからもその知名度が分かります。
中部地方の植物の垂直分布はおおむねこんな感じですので
ちょうど1500~1800ⅿの針葉樹林帯トレッキングということになります。
*漢字表記(これらはいずれもマツ科の常緑樹)
白檜曽(シラビソ)
米栂(コメツガ)
唐檜(トウヒ)
蓮池脇の「山の駅(標高1485ⅿ)」までは車を使い、そこから
路線バスを利用してほたる温泉(硯川)下車、すぐ前の前山リフトを
起点に約10㌔、反対側の奥志賀林道にある大沼池入口(通称、清水口)
に出てまたバスを利用して戻る周回コースにしました。
前山山頂(1710ⅿ)から清水口バス停(1560ⅿ)に向かう方が
基本的に下りなので楽だと聞いていたからです。
なお清水口という呼び名は、清い湧水地があるからとか。
(山の駅は旧ゴンドラ乗場だった大きな建物。
レストランや売店等が入っている)
(他の乗客0で貸切状態)
(前山リフト・片道500円。長さ305m)
(対面の熊の湯スキー場。この方角の夏景色は初)
前山山頂からはすぐに右手に渋池を見やりながら
緩やかな上りの広めに整備された遊歩道が続きます。
ただ一部でゴツゴツした溶岩石が敷かれていて
結構歩き辛い個所も。。。
志賀高原の山々はすべて火山、多くの湖を含めた地形は
150万年前からの火山活動によって形成されたそうですので
こうした溶岩の上に立つ巨木も多くがコケむしていてイイ感じ!
2㌔を50分、標高差150ⅿ(上り斜度7.5%)で
標高1880ⅿの四十八池湿原に着きます。
奥の志賀山(標高2037ⅿ)もついでに、と迷いましたが
間が空いた山歩きなので無理をしなくて良かったなぁと
ほっと胸をなで下ろしたのは1時間半後、大沼池の手前1㌔から
池端までの下りが途中で嫌気が指すほどの急坂だったからです。
(続く)