野良仕事の中でも特に作物を植付ける前に行う「耕起(耕すこと)」が
この辺りの強い粘土質の畑では肉体的負担がとても大きく
そしてそれだけ苦労してもコブシ大の土塊になるだけのことは
10数年前に始めた時にすぐ気付きました。
そのくせ雨後などは、長靴の底に粘りついて
動きが取れなくなりますし。。。
徐々に堆肥さえ施さない、耕さない、土寄せしないなどの
"放任"自然農法は「土があまりに難儀」だから結果としてそうなっただけで
にも拘らず耕作可能面積はどんどん増えてしまいました。
そこで「何とかせねば」と思っていた矢先に幸運にも
入手できた中古のミニ耕運機でした。
天候の回復を待って秋植え野菜の植付けに取っかかりましたが
イヤー、楽チンなこと!
2~3年前に購入したまま放置してあったコマツナ、シュンギクと
ホウレンソウそして春の残りのダイコンとネギ&玉ネギを始めて
僅か1日で蒔き終わり、さらに野菜作りを始めた直後以来となる
堆肥(頂き物、鶏糞)まですき込んだニンニクの畝を
立てるところまで出来てしまったので、数日間
馴染ませた後中国産2㌔、約200個を定植するつもりです。
この楽さを知ってしまった今となっては
もう以前の肉体的重労働には戻れない気がして来ました