埼玉川口ミューズ林田ピアノ教室/戸田/蕨/南浦和~「脳と感性を鍛える/プロ直伝のレッスン」初心者OK!   

音大講師38年+現役ピアニストの経験を全て伝えるお役立ちブログ。読売/朝日新聞/TV/ラジオ出演/西川口西口徒歩3分

【お客様の声】脳トレの為にも!84歳の生徒さん!

2017-10-13 | お客様の声

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秋も本格的に深まりつつある日に、ぜひN様をご紹介いたします。

今回は70歳からスタートされたN様。 

 

お嬢様やお孫様のピアノレッスンの送迎を何年もされた後、

ピアノがあるのに「弾けないのは私だけ」

そこで、大・大・大決心で「ピアノ」をスタート!! 

 

 

この方の凄い所は、「どうせやるならドレミのドから」徹底的にと♪  

13年目に入り、童謡・抒情歌を中心にあこがれの曲に挑戦中! 

 

 

 

今回のレッスン曲は「小さい秋」。   

季節に合わせご自分で曲を選んで楽しまれています。  

 

左右を同時に使う「ピアノ」は「脳の活性化」に最も良いとかで

「脳トレ」も兼ねてのレッスンは続きます。

 

 

左右違う事を同時にする事は「脳活性化」に最も良い

・・・これは医学的にも立証されている様ですね! 

 

知らない世界・あこがれの世界への挑戦は、

年齢に関係なくチャレンジする事がポイントです!! 

^^^^^  Let's  Try  ^^^^^^^^^^^^^^^ 

  

 ◆お子様/ご両親/恋人へ/ご自分へのプレゼントに、 

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【ワンポイント】打楽器である「ピアノ」のデメリットって?

2017-10-13 | ワンポイント

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◆レッスン内容

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キャリアウーマンのTさんのレッスン曲ヘンデルのソナタ。 

 

 

前回の記事で「多声旋律」について書きました。

人の声に人の声を重ねて、ハーモニーを創って行きます。

 

ピアノは両手で弾ける便利な楽器の為、

俗に「小さなオーケストラ」とも言われています。

 

上の楽譜でも分かる様に、

右がテーマを弾くと、同じテーマを左手が弾きます。

これを「人の声」に置き換えると

女性のソプラノと男性のバスの「二重唱」になりますね!

 

 

ところで皆様は「ピアノは打楽器」である!?事をご存知でしょうか?

これを理解して弾かれたり・聴かれたりする方は多くはないと思います。 

 

 

ピアノが「打楽器」である為のデメリットは一体何でしょうか?? 

それは「長い音・・・つまり保持音」の表現が出来ない事です。

 

例えば、

♪ 声楽は保持音(ロングトーン)にビブラートや強弱をコントロールする事で、

表現の幅を広げる事ができます。 

♪ 弦楽器も保持音をコントロールする事で演奏の幅が広がります。 

♪ 管楽器も同様です。 

 

 

所が、ピアノは弾いたら最後何もできません!

弾く前の「想像力×創造力」が勝負の楽器なのです。

 

 

では作曲家は、この楽器のデメリットをどの様に工夫しているのでしょう?

 

例えば↓ 下の楽譜の様に

右手の下の音は「レ」の音で統一されていますね。(赤で横線が引いてある)

本当は「レ」の音を保持したまま、

その上にくるメロディーを乗せたいのですが、

この様に「何回も弾く事」でその保持音を保つ様に工夫されています。 

 

 

次の例は↓ 下の楽譜の様に

右手は、〇の中の形が全て同じ形になっているのが分かりますか?

勿論、音は違ってもこの様に「形・・フォルム」を同じにして

統一美を追求していくのもクラシックの基礎となっています。

 

また、この様に保持音が上手く表現出来ない為に

音を細かく「分散化」していくのも作曲家の実験かもです! 

 

 

この様な事が少しわかってくると、

クラシック音楽も身近に感じられ、ベートーベンもモーツァルトも

トライ&エラーを繰り返しながら作品を生み出して来た

「身近な人」に感じませんか・・?! 

..............    Take it  easy  .........................

 

 

  

 

  

 

  

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