動物の病気と向き合うときは、
いつも賭けのような気分です。
今回ココは左の4番目の乳腺に小さなシコリができ、
足のリンパ節から4番目までの乳腺を切除しました。
乳腺のシコリを発見したのはKよんで
トリマーだったKよんはボディーチェックを頻繁にしていて
今回の事も私は、神経質に余分なものを発見してくれたと、
ブリブリ怒っていました。
手術当日も、最初にシコリを発見した時よりも、
シコリが小さくなっていたので、
先生も私も一瞬手術するべきか迷いました。
ただ、悪性でもシコリは小さくなることもあるので、
悪性の時のことを踏まえて手術することにしました。
本当は悪性の場合、左一列の乳腺をとってしまうのがベストですが、
良性だった場合そこまでしてしまうと可哀想だから、4列だけとって、
残りは悪性だった時に再度手術しようとはじめから決めてあったので
そのように手術を決断しました。
良性の場合が圧倒的に多いので、良性だと信じていました。
結果は悪性でしたが、再手術の話はなくて、
発見が早かったから低度の癌なので、
1年に1度のレントゲン検査と、頻繁なボディーチェックで対処して
残りの3列は転移したときに手術しよう言うことになりました。
とにかく、早い発見と思い切った決断で転移の程度はかなり低くなりました。
Kよんがいなければ私では発見出来ず、悪化させていたと思うと、
ブツブツ文句を言って悪かったと思うし、今は感謝の気持です。
いつも思うことは、動物の病気は賭けのようです。