雲の切れ間から、残雪の駒ヶ岳(中央アルプス)
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昨日の朝大雨の中を、高遠に向けてツアーバスで出発しました。
たまに出る子は雨に降られると言われているけれど、それにしたって酷い雨風
Kよんは楽しみにしていたのに、こんな雨の中お花見したって楽しくない、と、朝から嘆きまくり。晴れ女を豪語するKよんでも、この雨ばかりはどうにもならない。大雨でコース変更でもないものかと思っていたけれど、バスは大雨の中目的地に向かって出発しました。
東京を過ぎ山梨に入り長~~~い笹子トンネルを抜けると
あら、
「国境のトンネルを抜けると雪国であった」ならぬ、「国境の長~~いトンネルを抜けると雨上がりであった」なのでした
しめしめ、これは良かったとばかりにKよんと顔を見合わせニンマリ
「やっぱり晴れ女じゃん~~
」
「晴れとはいかなくても、曇りだったら充分だよ、こんな大雨だったんだから、やっぱりKよんは晴れ女だね」
有頂天の私たち でもね、長野県に近づくにつれて怪しい雲行き
やっぱり信州に入ると雨
雨の降っていなかったのは山梨だけか。東京の様な大雨ではないものの、シトシトと一日中降りそうな気配
今回のツアーのポイントは”花よりダンゴ”先ずは第一目的地駒ヶ根のドライブインで、信州名産の馬刺しと信州豚の鍋料理を頂きました。
そして、第二目的地の光前寺のしだれ桜を観賞、
ここは光苔で有名なようです。
でも小雨が降っていたので、本堂の方までは行かず仁王門付近のしだれ桜を見てそれだけで満足でした。バスガイドさんの話では、残念だけれど光前寺のしだれ桜はまだ2分咲きだと言う事でしたが、行ってみるとラッキーな事に
7分咲きくらいでしたよ。
光前寺はそれなりに由緒正しい古いお寺のようです。年配の方は本堂までお参りに行かれたようです。
そして、またバスに乗ってお昼を食べたドライブインの駐車場に戻り
イチゴ狩を楽しみました。今回私達の一番の目的はこのイチゴ狩りだったんです
大好きな苺をお腹一杯、食べた、食べた。
もういいです要りませんと言うくらい食べました
ヘタを数えてみたら大きな苺を15個、1人で1パック以上食べた様なもんですね
そして、満腹の私達を乗せて、バスは最終目的地の高遠城址公園へ。
光前寺のある駒ヶ根から高遠まで、50分ほど、
原田泰治の絵の世界を思わせる、牧歌的な農村風景の中をバスは走っていきました。
ちらほらと、山肌や、田んぼの畦にコヒガン桜や、白や黄色の水仙、山吹が咲いて、農家の庭先にはピンクの芝桜、一時に春がやって来て一斉に花が咲き乱れたような花達、のどかな春の農村地帯を走り、バスは高遠城址公園に近づいていきました。
コヒガン桜のトンネルの坂道を登っていくと、ピンクの桜に覆われた城址公園が
あまりの美しさに、バスの中は大歓声でどよめきました。ホントに着てよかったとしみじみ思った一瞬でした。
この桜のトンネルは2分ほどの道程ですが、シーズン中は公園にたどり着くのに1時間もかかってしまうそうです。
この日は雨のウイークデイだったので、幸い渋滞はしていませんでした。
それでも園内はツアーバスでやって来た、関東、関西、各地の人で賑わっていて、人で溢れていました。
そして、園内は桜だらけでどうやって桜を画像におさめたらいいか悩むほどの桜の数。
なので、ロクな写真がありません。
お暇な方は
高遠さくらまつりのHPに今年の桜の様子が「開花情報・写真集」と言うところに4月5日から18日までUPされているので、綺麗な桜の様子を見てください。
桜の梢の向こうに、青く見える山並みは中央アルプスです。
コヒガン桜はソメイヨシノに比べると、はるかに赤みの強い花です。ちょっと小ぶりな、私の印象では素朴な感じの桜です。
食も、
目も満たされた大いに満足の旅でした
帰って来ると東京は土砂降りでした