Gの魂

GEN的男学の咆哮

敗者の美学はどこにある

2021-01-04 | こんな事考えてる

皆さん、お正月気分は抜けましたか?

 

正月は部屋に張り付いていたので2日連続で箱根駅伝のTV中継を見ていました。

最後の駒沢大学の大逆転は凄かったですね~。

あんな劇的なシーンはなかなか見れませんよね。

 

だけどゴール直前で抜かれた創価大のランナーの気持ちも考えてしまいます。

だってねぇ

他人事ながら敗者のメンタルも心配です。

 

あのシーンを見て過去の苦い記憶が蘇りました。

 

 

その昔ぼくが中学生だった頃の話です。

毎年秋に行われる運動会ではクラス対抗リレーってのがありましてね。

驚くかもしれませんが当時ぼくの学年は13クラスもありました。

各クラスの中で選ばれた5~6人?くらいでバトンリレーするという花形種目です。

 

 

ぼくは一応足が速かった方なのでクラスの代表メンバーに選ばれました。

学年全体の中だとそこそこ速いかな?という程度なんですけどね。

それなのに何とぼくはアンカーの大役を任せられまして。

その時はヒーローになるチャンスがやって来た程度に思っていました。

 

そしてクラス対抗リレー当日。

 

うちのクラスは前半の走者が頑張って良い順位につけ、ぼくが最終のバトンを受けたのですが

他のクラスの陸上部の短距離ランナーや野球部のエースなどのアンカー達から

 

次々とごぼう抜きにされまして 

 

結局うちのクラスは最終的に何位だったか覚えてませんがすっかり順位を落としてしまい、

ぼくのせいで散々な結果に終わりました。。。

 

 

これにはさすがにぼくも落ち込みました。

ガックリと意気消沈して自分のクラスの陣地に戻ってきたのですが。

 

そこにトドメを刺すように!

 

男も女も同級生たち大勢から一斉に

大ブーイングを浴びてしまいまして。

 

しかしこれにはぼくも黙っておれず

じゃテメーらが走ってみろと逆ギレし

現場には生活指導の先生がかけつけるほどの大騒ぎになってしまいました。

 

さらに・・・

 

運動会は生徒の親もたくさん見に来ており、たぶんぼくの母親も来ていたと思うんです。

たぶん、と言うのはリレー後のぼくは完全に居場所を失ってまして。

父母観覧席の母親を探さなかったんですよね。

て言うか悔しくてずっと下を向いていた記憶があります。

 

その夜、帰宅した後も母親とは一切クラス対抗リレーの話題にはなりませんでした。

きっと見てたんだろうなぁと思うとやるせなくて。

子供ながらにも自分の母親に嫌な思いをさせてしまったという後悔の念も芽生え

すごーく重苦しい空気が家の中に漂っていたのだけを覚えてます。。。

 

結局母とは最後までその話はせず終わりました。

 

と、勝負の光と影を知った思春期のぼくですが

もし時間を戻せるのであればもう一度中学生のあのリレーの場面に戻ってリベンジしたいです。

 

今でも本気でそう思ってます。

 

我ながらけっこー執念深い、

・・・というか恨み深い奴ですよねぼくって。笑

 

はは

三つ子の魂百までであります。。。

 

■今日のおまけ画像

 

今日はちょっくら様子を見に行ってきました。

フレンドくん元気そうでしたよ。

 

押忍

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