Gの魂

GEN的男学の咆哮

続・帝拳のゴットマザー

2025-01-09 | ボクシング

2000年代初頭の東京・神楽坂。

福岡の知人に頼まれた若いボクサーの卵を連れて帝拳ジムに行きました。

事前にトレーナーの葛西くんに連絡を入れてましたがジムに着き最初に対応していただいたのは長野ハル・マネージャーでした。

 

当時の日本ボクシング界は帝拳を中心に回っていたと言っても過言ではありません。

実質その帝拳を仕切っていると言われていたのが長野ハルさんであります。

 

 

ところがお話をさせていただくと思いのほか気さくで親しみやすいご婦人でして。

業界でこの方を知らぬ者は居ない存在なので少し緊張していたぼくもホッとしました。

 

トレーナーの葛西くんも若いボクサーの卵を快く受け入れてくれまして。

さっそくその場で初対面のボクサーの卵に対し技術論を語ってくれるなど。

やはり帝拳にお願いして良かった、と思ったのを覚えてます。

 

 

 

 

数か月後

そのボクサーの卵を食事に連れて行き

どうだ新しいジムは?と聞いたところ

 

はい、最高の環境です!

葛西さんもわかりやすく教えてくれますし

ジムのおばちゃんにも教わってます!

 

と、言うので

 

待て待て

あの人はタダのおばちゃんじゃないぞ。

 

と言いましたが

よくわかってなさそうでした。

 

 

それからさらに時が経ったある日。

再び福岡の知人から連絡がありまして。 

 

玄さん申し訳ありません。

あいつまた、消えたみたいです。

 

との事で。。。

 

(続く)

 

押忍

🥊

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