音のしっぽ

音楽のこと、娘のこと、日々のつれづれ♪

ゆりねのあんかけうどん

2006-11-12 | 食べる
知恩院へは5時半頃到着して、演奏会が18:30~と19:30~
終わって庭園を見て知恩院を出たのは、もう9時半になってました。
お昼ごはんから、何も食べてなくて、帰りに松葉家に寄りました。
体が冷え切っていたので、ゆりねのあんかけうどんを食べました。
体が暖まって、ゆりねもとても美味しかったです。
夫は、松葉家はやっぱり「にしんそば」でしょ~ということで。

もう少し安かったらいいのに。(大阪人)

知恩院ライトアップ

2006-11-12 | 演奏会
今日は、寒かったですね。
寒さの中、夜の京都、知恩院に行ってきました。
京都にはよく行きますが、ライトアップのお寺を見るのは初めてです。
今日は、お寺に行くのが第一目的でなく、お寺でピアノコンサートがあるのを聴きに行きました。
国宝の御影堂、りっぱなお堂の中央にグランドピアノが置かれています。
開演まで、じっと待っている間にも、しんしんと冷えてきて息が白いほどです。
まだコートを用意していない人も多く、「コート着てきたらよかった」という声が聞こえてきます。
この寒い中、ピアノの鍵盤の冷たさを思うと、ピアニストさんにとって、かなり厳しい状況です。
でも素敵な演奏を聴きました。
良かったので、1部で帰らず、時間を置いて後の部も聴きました。
武満徹の作品って、そんなにたくさん聴いたわけではないですが、今までは難解でいいなぁと思わなかったのですが、今日は違いました。
この冷たい空気、歴史あるお堂の持つ霊気のようなものにとけこみ、透明感があり研ぎ澄まされた音の粒がきらきらと輝きます。
『雨の樹素描』素描という言葉を普段は使わないけれど、「素描」がとてもぴったりくる音楽でした。
コンサートが終わった後、庭園を見に行ったのですが、ライトアップされてると池がとても美しく、深い谷の中にいるような気分にもなり、ピアノの音がまた頭の中だけでなく、庭園の景色の中で氷の結晶が流れていく感じがしました。

他の曲も、音色が豊富で遠近感がとても感じられ、映像が浮かぶようでした。

アンコールのチマローザのソナタ、良かった
チマローザって?
今度、楽譜を探してみる

紅葉はまだまだですね。
昨日に引き続き、chihiの大学の先輩のピアニストさんでした。