音のしっぽ

音楽のこと、娘のこと、日々のつれづれ♪

山で思ったこと

2006-08-17 | 歩く 寺めぐり
山登りをして、思ったこと。

それは、「更年期は通過点だ。」
ああ、とうとうブログでも更年期って書いちゃった

先月、がん検診の後、婦人科で、更年期の話になり、特に自覚症状はないけれど、更年期度チェックというのをしたら、薬を処方しなければならない点数になり、薬を出された。
肩こりはひどいし、めまいもするときあるし、汗をかかないってことはないし、なんて加算していったら、点が高くなったのだった。

そんな点数になったけど、「私は薬はいりません」と医者に強く言えなかったり、医者と上手くコミュニケーションがとれない自分に落ち込んだりした。
老化を考える年になったのだなという、漠然とした憂鬱もある。
でも、友達に相談したり、元気づけられて、山へ行く前には結構すっきりした気分になっていた。

そして、山を歩いていて・・・
老化のことで悩んでいたけど、山では、私も夫も若いほうだった。
20代の娘たちは、もう別格だ。
中高年に人気の登山って言うけど、本当にその通り。
明らかに、おばあちゃんと呼ばれてもいい、元気な元気なおばあちゃんに何人も会った。

山の美しさは素晴らしく、どんな言葉も絵も写真でも表現できないものがある。
また、高地を歩くことは、精神的にも肉体的にも元気になれる。
元気な人生の先輩たちとも、すれ違ったり、休憩時に会話をかわしたり、たくさんの元気をもらった。

これから、本当に更年期らしい症状が出てくるかもしれない。
でも、「更年期は通過点だ」と思える。



お礼状

2006-08-16 | ピアノ
感激です
樹原涼子先生から、直筆のお礼状が届きました。
2日のピアノランドフェスティバルのボランティアスタッフをしたことへのお礼状。
各地にスタッフはたくさんいるのに、1枚1枚手書きで・・・

ピアノランドの勉強会に参加して、どれだけたくさんの宝物を得ただろう。
勉強会で学んだひとつひとつ。
ピアノランドに込められた、樹原先生の思い。

それがどれだけ、自分の生徒に伝えられているか、反省しなければなりませんが。

「生徒のことを考えて考えて過ごしましょう」という言葉に、考えて考えるようになった。
考えてはいたけれど、考えて、さらに深く考えてはいなかった。
そして、私よりもっともっと考えて考える仲間たちに会えた。

勉強会が終わった今も、お付き合いが続いている。
よくある、女の世界の嫌なところがない仲間たち。

勉強会を通して、他の熱心な先生たちにも出会えた。
本当に、宝物。

勉強会に入ってよかったとつくづく思う。

大阪での勉強会が、開かれようとしています。
あと、少しの人数です。
私たちのお仲間には、遠く岡山、島根からも来られてました。


ちょっと、そこの迷ってるあなた
思い切って、一歩を踏み出してください。


今、わかってるメンバーとお友達になれるのも、素敵
絶対、素敵

私も、もう一度入りなおしたいくらい。
実際に何回も受けている人もいらっしゃるそうです。
でも、今は別方向から勉強してみます。

樹原先生の「恥をかきましょう」の言葉に背中を押されて入りました。
背中押しますよ
でも、踏み出すのは、自分自身。

勉強会のことは、ERIKOさんのブログ「るんるんピアノ」を見てね

マリーのシャンプー

2006-08-15 | 愛犬マリー&花子
久々にシャンプーしました。
散歩と餌をあげる係りはほとんど私ですが、シャンプーはsally担当です。

水をかけられるのが嫌いで、今日も逃げ出そうとしましたが、無理矢理リードに繋ぎました。
その割には、しっぽは立っていて、嫌そうではありません。

昨日、動物病院に行って、前回と同じように、ステロイド剤を3日に1回と言われました。
病気と薬のせいか、毛の抜け方の時期が遅くて、とっくに暑いのに今頃が抜けるピークになってます。
毛がないとやせて見えます。
お腹の部分がかゆいのか、かんだりなめすぎて、かさぶたがたくさんできています。それで、また抗生物質ももらいました。

体調はよく元気です。

お盆

2006-08-14 | いろいろ
お盆ですね。
レッスンもしばらくお休みで、今日は大掃除!と言いたいところでしたが、たいして片付かず、一日が過ぎました。
山登りの一日目に鼻炎(鼻をたらしながら登る惨めさ)で悩まされたのは、山の準備で、普段さわらない押入れの奥や、納戸を開けて、ほこりにやられたせいだと思い、これは大掃除と決意したのに。。。
少しだけ、いらない靴や、衣類を処分して、すっとしました。

去年の今ごろは、義母が入院していて、お盆にお坊さんに来ていただくことも初めてのことで、あたふたしてました。

義母も回復し、またお気楽な嫁に戻りました

ご先祖様に感謝

ほおづきが好きです。
写真が撮れなくて残念

立山 3日目

2006-08-12 | 歩く 寺めぐり
8月5日。
3日目は、もう登山とは言えないです。
朝食は大量の菓子パンを食べられるわけもなく、でも返しもせず、持ってかえりました。

一晩休み、温泉で疲れをとったせいか、前日の石畳での苦しさほどのことはなく歩くことができました。

地獄めぐりをしました。
いおうの匂いがすごいです。
夏休みの土曜日で、たくさんの人です。
昨日雄山で出会った小学校の団体にもまた会いました。

山歩きのときほど、日焼けに注意しなかったら、この日が一番焼けてしまいました。

室堂で、おみやげを買って、バスに乗り、ケーブルへ。
ケーブルは超満員で、私たちのリュックがおじゃまでした。
降りてから気づいたのですが、ケーブルカーの後ろ、降りるときは前に荷物置き場がありました。教えてよ~

立山駅近くのおそばやさんで、おそばを食べました。
美味しかった

このまま車に乗り帰るのかと思ったら、夫が「せっかくここまで来たから
富山に寄って美味しい魚でも買う」というので、すぐには高速に入らず富山市へ
途中、大阪人ドライバーには、いらいらするタクシーが前を走り、スリルを味わいました
やたらに、意味のないところでブレーキを踏む、「私のほうが運転上手いのちゃう?」といいたくなるタクシーだったのですが、夫は耐えられなくて、わずかな隙間を加速して追い越し。
追い越し禁止のところでは、ありません。念のために・・・

車に乗っている間に、富山市の案内を見ていた私は、
「富山の薬売りの資料館」があることを知り、そこに行くと言い出しました。

次の日が本番のchihiは、早く帰りたいので嫌そうでした

懐かしい富山の薬売り。
おじさんが、かごにたくさんの薬をかついで持ってきてくれたことが思い出されます。
紙風船とかもらえるのが、とっても嬉しかった

資料館を出て、海鮮市場へ。
白えびと、真っ黒な塩辛を買いました。
白えびのおさしみ美味しかったです

いよいよ帰路へ。
北陸自動車道を西へ西へ。
ちょうど夕日と重なってまぶしかったです。

高速でも意味なくブレーキを踏む車に出会い、怖い目に。
危険運転はやめましょう

大人が4人揃ってて運転できるのは、夫だけ。
お疲れ様。パパさん。

帰り道、ちょうど花火大会に出会い、きれいだったけど、わき見運転も怖かった

長浜あたりと琵琶湖の南の方でも。大阪でもあったかも。
sallyは耳が良くて、花火の音を高速の中でも聞き取っていた。

京滋バイパスを下りて、一号線のラーメンやさんのネオンが目に入ると帰ってきたなぁと思う。

山でも車も事故がなくやれやれ。
空き巣にもあいませんでした。


立山登山記2日目③

2006-08-11 | 歩く 寺めぐり
雄山を降りると、結構時間は経っていて、またのんびりしていられない雰囲気に。
その上、その日泊まる宿の所在地をよく調べてこなかったというのだ。

とりあえず、室堂方面へ、歩いて行くが・・・
2日間の疲れが、足にきて、特に私とsallyの足が進まない。
下りがつらい。
さらにつらいのは、室堂に近づくと、自然の道でなく、わざわざ石段にされている。
この石がつらくてつらくて、本当に進まない。登りはいいけど、わずかな下りもつらい。
sallyと、わざとバックで歩いてみた。
バックで歩くと痛くない。でも進まない。

宿は室堂のすぐそばではなかった。
結局足取りも重たく、宿に着いたのは5時。
なんと、朝7時から、5時まで歩いていたことになる。
1時間も休憩したことはないので、1日目に引き続き、予定オーバーでした。

そして、やっとの思いで着いた宿では
なんと、食中毒を出して、4日から食事停止状態になっていたのだ
宿の人たちも悲壮な感じで

素泊まり料金で、夜は、立山ホテルのカレーを用意してくれるということだった。
部屋にポットとお茶も置いてはいけないそうで、救いは、立山の水がとてもおいしいことだった。

夕食時間に食堂に行くと、いつもなら生ビールを注文できるはずだが、なにしろ宿の一切のものは出してはいけないらしい。
紙皿にプラスチックのスプーンで、立山ホテルのカレーライスをいただいた。
おかわりもできた。
chihiと私にはお肉がたくさん入っていて、パパさんとsallyには1個づつだった。
ビールなしは、ありえないので、ロビーの自動販売機まで買いに行った
自動販売機のは、いいらしい。
でも、アイスクリームは、販売してはいけない。

とにかく、このかきいれどきに大変なことをしてしまった宿でした。
トイレの全然ない、山でお腹こわしたら、悲惨ですよ~
やっぱり責任重大だわ

朝ごはんは菓子パンとジュースにしますと聞いていた。
夜8時半ころ、家族で平和にトランプをしていたら、アルバイトのお兄ちゃんたちが来て、
「朝食は、立山ホテルのバイキングを食べに行くか、菓子パンか選んでください」と言われる。
元気なときなら、ホテルのバイキングに飛びつくけど、
その歩きたくない石畳を通って、時間制限ありで行く気がしなかったので、菓子パンを選んだ。
すると、とても4人分とは思えない量の菓子パンを渡された。
思わず「多い~」と言うと、
返してもらってもいいですし、朝返してもらってもいいです・・・と
それなら、とりあえず受け取ってということに。

パンの量にしても、宿の混乱ぶりが窺える。

温泉のある宿だったので、2日間の疲れをとるため、夕方と朝方2回入った。

立山登山記2日目①

2006-08-11 | 歩く 寺めぐり
山小屋の朝は早い。4時半には電気がつき、5時には朝食のアナウンスが。
さらに早く、出かけて行った人たちもいる。

5時すぎの食事はさすがの残さない私も無理でした。
家族が食べてくれましたけど・・・

ゆっくり準備をしてたら、結局7時出発。山小屋でも最後のほう。我が家らしい。
2日目もいい天気
昨日、来た道を折り返す。
天気がいいといっても、山では午後はガスが出るので、来たときにはガスでわからなかった遠くの山々が開け美しかった。
山の花々も可愛らしく美しい。
はっきり言って、しんどい時には、花は視界に入っても見る余裕がない。

ザラ峠に到着し、これから登る山を見上げる。
かなりの急勾配
途中、下を見るのが怖いくらいの場所もあり、昨日よく下りてきたと我ながら関心する。
やはり、気の持ちようが物をいい、それと、山小屋で睡眠をとれたので、
思っていたほどつらくはなく、獅子岳まで登った。
残雪のところで、山小屋の仕事をされていた方が、スコップで雪道を整備されていた。
かなりの重労働だと思う。
何かお礼の一言を言おうと思いながら言えずに通り過ぎた。
「ありがとうございました」
画像は、その雪渓を歩くchihiとsally、見えないか・・・

1日目にも出会ったが、また雷鳥に出会う。
人慣れしているのか、逃げたりしない。
口笛を吹くと、こちらを見る。
とても可愛い顔だった。
遠くで、私の口笛に反応した、他の種類の鳥が鳴いている。
すみません。人間で
山にいると、こだまの感じが実感できる。
美しい空、山、澄んだ空気にのって、音が飛んでいく。

そうそう、スコップを掘る瞬間と、ザクザクッの音が、完全にずれて聞こえるのがわかった。

鬼岳、龍王岳の頂上は通らずにまいて進み、昨日とは違う方向へ。
一ノ越山荘へ。

ここから、有名な、観光客も登る雄山だ。
本当に観光化で、団体客も多く、どこを歩いたらいいのというくらいの人。
○○銀座、蟻の行列と言っても過言ではない。

立山へ来る前は雄山へ登るつもりだったが、昨日疲れすぎ、朝の時点で、雄山はパスすることになっていた。
ところが、獅子岳も思ったほどつらくなく、後のコースタイムも標準通りで、気を良くした私たちは、混んでいる雄山を登ることにした。
山荘の隅に重たい荷物を置いて行けるしと軽い気持ちで出発。
小学生の団体も何組かありました。
山登りに慣れてなく、落石を平気で起こす人たちもいました。

雄山は13年くらい前にも来たことがあり、観光客がサンダルばきで登っていたことを強く覚えているのですが、13年前の印象よりも急で、人が多いため道も狭く、こんなところを、サンダルで登ったあの人はどうしてるだろう・・なんて思ってしまった。
さすがに今回はサンダルの人はいませんでした。
小学生たちも、結構いい靴を履いていたので、この日のために用意したのかと思いました。
靴は大事です

気楽に荷物を置いて、Tシャツ1枚で登ったら、少し強い風が吹くと寒く、甘い考えだったと思いました。

ようやく頂上へ。約1時間
さらに、一人500円を払って、神社まで登らないと、3000メートル以上登ったことになりません。
雄山頂上 3003メートル

前にきたときはなかったと思いますが、神主さんがおられて、お祓いしていただきました。
3003メートルでのお祓い、ありがたや~~

神主さんに、いくら天気がよくても、雨具、防寒具を忘れてはいけませんと注意されました。ごもっともです。
13年前の雄山での写真は、もっと寒そうな格好をしてました。

下りは約40分。
団体客も減ってきました。





立山登山記1日目③

2006-08-10 | 歩く 寺めぐり
壊れた、夫の靴。
山小屋で、アロンアルファを借りて、つけようか・・と言ってたのですが、
山小屋のご主人に、長靴をいただきました。
「山小屋では、長靴で、山歩きますよ。雨のときは、こっちの方がいいくらい」と。
結構、歩きやすかったみたいですが、ずっと足裏つぼマッサージを受けてるみたいだと言ってました。

ちなみに、この靴は、そんなに何回も使ったものではなく、運が悪かったのでしょうか