Polaris for You

Sangwoo社長の起業日記

勇気

2007-03-17 23:10:07 | 日々のこと
金銭を失うこと。
それはまた働いて蓄えればよい。
名誉を失うこと。
名誉を挽回すれば、世の人は見直してくれるであろう。
勇気を失うこと。
それはこの世に生まれてこなかった方がよかったであろう。

ゲーテ

* * * * *

作家山崎豊子さんの小説は真に迫るものがあります。
ご存知の方も多いと思いますが、山崎さんの小説は取材に基づいて、伝えたいことの核心に迫るものだからでしょう。
本質や核心に迫るため、たゆまぬ努力を積み重ねてこられました。
くじけそうになった時に、彼女を支えたのが、このゲーテの詩なのだそうです。

幸運を引き寄せる方程式

2007-03-16 21:55:38 | 日々のこと
幸運を引き寄せる方程式

1.神様が応援したくなるような努力をすること。
2.勉強をして原理原則を外さないこと。
3.明るくて人との出会いがあること。

ワタミ社長の渡邉美樹社長が、日経アソシエで連載されているコラムから。

「運の良し悪しと仕事の遂行能力は大いに関係がある」と渡邉社長。
これには私もまったく同感です。

運は運に寄ってくると思います。
「自分は運が悪い」と口癖のように言う人がいますが、そう言っている間は、きっと運は良くならないと私は思うのです。

それとは逆に、どんな場面に遭遇しても、どこかよかった点に目をつけて、「運がよかった」と考える人には、本当に幸運が寄ってくると思うのです。

ものの考え方、物事の捉えかたによる部分も大きいかもしれませんが、でも、それって大事ではないかな・・・と思うのです。

「青春の詩」

2007-03-11 22:08:01 | 日々のこと
かつての上司たちがこぞって愛読していたサミュエル・ウルマンの詩。
恐らく、トップが愛読していた影響が大きいと思いますが、これから年をかさねていく私たちにとっては、やはり胸に響く詩です。

きょう、縁あって、この詩を思い出させてくれた出来事がありましたので、ここにも書きとめておきます。

* * * * *


「青春の詩」      サミュエル・ウルマン

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。

優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。

歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。

苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。

曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

  人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
  人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
  希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。

これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。


活躍する仲間

2007-03-10 20:22:26 | 日々のこと
ある交流会で、大学院時代の友人に会いました。
同窓会で会って以来、かれこれ1年半ぶりでしょうか。

彼女は相変わらず目を輝かせて生き生きと仕事をされていました。
「本を出したの。」
と言って、そのあと会う約束をしているお友達に渡す予定だった本をくれました。

自分の能力を活かしながら仕事を続ける家庭人が増えてきました。
子育てをしながら、自分にあった、自分が納得できるスタイルで仕事を続ける女性もたくさんいます。

政府は「正規雇用」だ「再チャレンジ」だと、フルタイムで働くことが労働者にとって最も理想的だと言わんばかりのアピールですが、決してその一面だけではありません。

家庭を持ち、育児や介護を行いながら仕事をする女性、
パニック障害や不安神経症、更年期障害といった、ある日突然襲う体調不良が不安で、フルタイムの仕事につけない人。

それでも、社会の役に立ちたい、自分に出来ることがしたい・・・

そんな人が、多様な働き方の中から、自分にあった働き方を選ぶことが出来るような社会が理想的だね・・・
といった話をしながら、彼女と駅まで歩きました。

わが社もその一助になれば幸いです。

損得ではなく善悪

2007-02-26 20:05:47 | 日々のこと
「すべてのことにおいて、損得で判断をせず、善悪で判断する」  
渡邉美樹(ワタミグループ代表)

いま、私の心の柱に、濃く、深く刻まれている言葉です。
そして、渡邉さんは、いま私が最もお会いしたい人です。

二度目の正直~銀行

2006-06-21 19:01:07 | 日々のこと
ATM取引額上限の変更手続きが無事終わりました。
申込書、登記事項証明書、通帳、自分の免許証を窓口で見せて3分くらいで終わりました。「5分後には上限は変更されています。」と言われました。

あっという間でした。この間の二度手間事件がなければ、最近の銀行は手続きがスピーディーでサービスもよくなった」という感想だけで済んだでしょうに・・。

相手の次の行動を読んで、情報を提供する、付加価値を与える。
プロなら当たり前のことを、怠ってはいけません。
自分への再認識の意味もこめて、再掲。

お誕生日

2006-06-08 18:04:04 | 日々のこと
きょうは、取締役Sさんのお誕生日でした。

銀行の窓口で手続きしないといけない用事を済ませ、デパートでお花とケーキを買って、Sさんに届けました。

さっそくケーキをご相伴にあずかり、年齢の話ではなく、会社の1周年記念イベントについて楽しい話で盛り上がりました。

これからも身体に気をつけて、マイペースでほんわかしたS取締役でいてください。

飛翔

2006-03-30 23:43:17 | 日々のこと
会社設立時から経理を担当してくれていたTさんが、4月1日付けで就職することになり、本日、取締役一同でささやかな壮行会を持ちました。

経理のお仕事を引き受けていただいた時点で、すでに就職は決まっていたのですが、ベンチャー企業での経理経験がある彼女のご厚意に甘えて、8ヶ月だけですが仕事をお願いしていました。

彼女はまだ24歳ですが、責任感が強く、誠実で、きちんと仕事をして下さる方だったので、たいへん信頼がおけました。
明後日から正社員として新しい職場で新しい社会人生活をスタートさせるTさん。
ご活躍を心から応援しています!

羽ばたけ、P社OG!!

お世話になりました。ほんとうにありがとう。

プロフェッショナル 仕事の流儀

2006-01-29 23:53:12 | 日々のこと
1月からNHKで放送が始まった「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組に注目しています。

さまざまな分野の第一線で活躍するプロの仕事に対する姿勢、生き方、物事の考え方などの「流儀」を掘り下げて紹介する番組です。

前回の放送は、パティシエの杉野英実さんでした。
杉野さんの
「あたり前が一番難しい」
「あたり前を積み重ねると特別になる」
という言葉に、「なるほど」と深くうなずかされました。

最近、企業で起こっているさまざまな事故、事件、ミス、不祥事。
本をただせば、「あたり前のことができていない」ことの結果だと思うことが多くあります。

いろいろな経緯があって作られた手順やルールや法律をないがしろにした結果、いろんな悲しい出来事が起こっていると思うのです。

工場で機械を動かす際の操作手順や安全確認。
車を運転する際の安全確認、交通ルール。
それらあたり前のことを軽視したために起こる取り返しのつかない事故。

「あたり前の行動」は、ともすれば「思考の硬直」とか「マンネリ化」と否定されて、改善や新たな発想を求められる対象になったりもします。
でも、私たちは日常生活や仕事をしていく中で、それらをきちんと区別できるようにならなくてはなりません。

それには、やはり仕事の一つ一つを取ってみても、決して惰性でやるのではなく、
「なぜこれをするのか」
「なぜこのやり方なのか」
ということを心から理解して、納得してやらなければなりません。

さて、この番組のもうひとつ興味深い点は、キャスターの茂木健一郎さん。
茂木さんは、脳科学者です。
ゲストの思考や発想を、脳科学者らしい視点でコメントしたり、関連付けたりします。

杉野さんが、新しい発想について、
「(長年の経験から)頭の中にいろいろな味の引き出しがあって、それらの引き出しをいくつか開けて組み合わせることによって新しい味が創造される」とおっしゃいました。
茂木氏は、それは、「記憶を組み合わせて新しいものを作り出すのが創造性」という最新の脳科学の理論とあっているといいます。

今後もこの番組がたのしみです。


風説の流布

2006-01-17 22:58:11 | 日々のこと
「風説の流布」
株券等の相場の変動を図る目的をもって、虚偽の情報等(風説)を流布することは、そうした情報等を信頼して投資判断を行った投資家に損害を被らせ、また、市場の信頼性・健全性を阻害するものであり、証券取引法により禁止されています。

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またまた世間をにぎわして下さいましたlivedoor。
今度はどうなるのでしょうか・・堀江社長。

今回ニュースでよく耳にする「風説の流布」という言葉。
一時期ニュースでよく使われていた「未必の故意」に続き、なんとも印象に残る言葉です。

昨日のWBSで、コメンテーターの伊藤元重先生がおっしゃっていました。
「今回のこの事件は、証券取引法そのものを見直すきっかけになるかもしれない」と。

個人取引が激増し、ネットで手軽に情報を仕入れることができる時代。
「風説の流布」といえば、なんとなくゆっくりと噂が広まっていく様を思い浮かべますが、現実は、そのスピードはいまやきわめて速く、その信憑性は確かめようもないほど巧妙。

プロ野球チームの買収、放送会社へのアプローチ、ここのところ何かにつけ話題の先頭を走り、旧態依然とした世の中のシステムに一石(しかも第一投)を投じ続けるlivedoor。
さて、今回の騒動は、証券取引法を根本から見直すきっかけとなるのでしょうか。