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Sangwoo社長の起業日記

昔の自分

2005-11-02 22:17:17 | 日々のこと
仕事で打合せに行った経済団体で、そこに出向している元職場の上司に偶然お会いしました。
上司とは言っても、直接仕事を一緒にしたことはありませんでしたが、同じ時期に同じ課にいた課長(当時)です。

会社を辞めてはや10年。
直後2年間は別の法人で仕事をし、その後、今の上司(教授)のもとで仕事を始めてもう8年になります。

その元上司と同じ職場にいたのは新卒の頃の私。
つまり、社会人としての本当の厳しさを知らない頃の私ですから、その方にしてみれば、私は今でも「新米の私」なのですね。

その場にいた今の上司と名刺交換をして少し雑談。
元上司:「口うるさいでしょう。文句ばっかり言うてませんか?」
現上司:「いえいえ、私が仕事を頼む前に先を越されてばかりです。
     だから彼女とはもうずいぶん長いご縁です。」

そうか、昔の私は
「口うるさくて、文句ばかり言っていた」
のだな・・と、ちょっと恥ずかしくなりました。

そういえば、新入社員の頃、自分の担当業務の繁忙期にもかかわらず、担当以外の仕事がどんどん回ってきた時があって、ある日、
「なぜ今、私がこれをやらなければならないのですか?」
と直属の上司に問うたことがありました。

その人は、
「君にはそれを吸収する力と、幅を広げる可能性と、信頼があるからだ。
 それらがある人には仕事が集中する。だから受け止めろ。」
と言われました。

真実はどうであれ、この言葉に背中を押された私は、それ以来、何でも進んでやるようになりました。
そのポリシーは今でも変わりません。

当時私にそう言って下さった方は、先日50歳という若さで他界されました。
でも、その方に植えつけられた仕事に対する姿勢は、これからも変わることはありません。

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