ポンタの菜園日記

千草台園芸サークルの萩台農園で、気ままな野菜作りの日々をつづった日記です。

菜園日記 Vol.228  4月29日  「さあ、ゴールデンウイーク!」

2011年04月29日 | アーカイブ

<晴れ時々曇り>

今日から待ちに待ったゴールデンウイークが始まった。農作業が遅れ気味なので、さっそく第1日目の作業に入る。

今日は分けつネギの定植から始める。分けつネギはネギ坊主が出来ないネギで、ほかのネギ類がネギ坊主が出来て食用にならない春のこの時期はとても便利なネギだ。当然?種ができないため、成長したネギを苗として植えて増やしていく。

先日スティックブロッコリーを片づけて苦土石灰を撒いて耕しておいた場所に深さ30㎝ほどの鍬幅の溝を掘る。今回は予定の畝の半分。残りの半分の畝は、サヤエンドウの収穫が終わってから、その跡地に伸ばすことになる。(^_^;)

その溝に元肥として堆肥・バッドアグノ・配合肥料を施し間土をかぶせる。約25㎝ほどになった溝に、成長して束になった分けつネギを1~2本にバラして約20㎝間隔に並べていく。

 

 

  [分けつネギは1~2本のネギが、1年で10~15本に増える。この束をばらして苗として植え付けるのだ。]

 

 

 

 

 

 

    [間引きながら収穫していくので、最初は苗間の距離は短めだ。]

 

 

 

苗といっても普通のネギの大きさがあるので、風で倒れないように1本1本にプラスティックの細い棒で土に止めていく。土は根元を抑える程度しか入れずに土の代わりに藁で溝を埋める。

 

 

 

   [土の代わりの藁は、通気性を確保するため。継ぎ足しながら秋口まで土はかけない。]

 

 

 

続いて、小さな実をつけ始めたイチゴを鳥や野ネズミから守るため、動物よけネットを周囲に張る。昨年、一昨年と野ネズミと思われる動物に熟したイチゴの半分は盗られてしまったので、今年は最初からしっかりと防護しようというわけだ。

 

 

 

  [あと1週間ほどで収穫が始まる予定だが、今年はなんとか全量を収穫したいなぁ・・・。]

 

 

 

本日の最後の作業は本葉の出始めたニンジンの1回目の間引き。間引きは2回目、3回目と成長に合わせて続けていくが、手間のかかる作業だけど、ニンジンを育てるうえでは欠かせない。

 

 

 

  [1回目の間引きの済んだニンジン。]

 

 

 

最後に、収穫が始まったサヤエンドウを収穫して、ゴールデンウイーク1日目が終了。

明日は遅れに遅れているトマトやナスなどの夏野菜の畝作り。連休後半には、なんとか苗の定植を済ませたいと思っている。

頑張れ~~~!(^O^)/

<おまけ>

ご報告!ポンタは、宮城県浦戸漁協の一口オーナーになりました!

今日のニュースで宮城県松島の遊覧船が営業再開とのニュースが流れました。松島町は無数の島々が防波堤の役目を果たし、奇跡的に被害が少なくて済んだため早い再開が実現したとの事でした。

それはそれで本当に喜ばしい事なんですが、まさに防波堤の役割をして壊滅的な打撃を受けたのが松島湾の入り口に位置する浦戸諸島の島々の町でした。

牡蠣や海苔の養殖など漁業中心の町は大きな被害を受け、漁業再興のためにと浦戸漁協が始めたのがポンタが参加した「うらと海の子再生プロジェクト 一口オーナー制度」です。

 http://www.urato-uminoko.jp/

震災以来、機会があれば災害義援金等の支援をしてきましたが、具体的な支援の姿が見えないためさすがに募金行為そのものにも疲れてきていたところに、NHKのニュースで浦戸漁協の人達がいつになるかわからない政府や行政の資金援助を待たずに、自分たちで出来ることからと「うらと海の子再生プロジェクト 一口オーナー制度」を始めた事を知り、早速一口参加させてもらった次第です。

牡蠣の稚貝などを海に吊るしたりするのも、野菜の種まきのように時期が重要だと思います。漁網や漁具を速やかに購入して一日も早く漁業を再開することが出来れば、町の復興も軌道に乗ってくると思います。

浦戸の牡蠣がまた以前のように市場に出るようになったら、ポンタもほんの少しだけでも再興に協力出来た事で町の人達と一緒に喜ぶ事が出来るだろうと思います。

そんな目に見える支援の形も、とてもいいと思えるんですよね。

がんばれうらと~(^O^)/