日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

命日なのでお墓参りに行ってきました。

2005-06-25 22:12:54 | 日常
今日は妻の命日。
午後にお墓参りに行ってきました。
お花の水を換えて、
線香に火をつけて、
静かに手を合わせて、
いろんなことを報告。

「独りはつらいよ。」

思わず本音も出る。
ただわかったのは、この胸にポッカリ空間ができたような感覚は、
自分だけじゃなかったということ。
みんなが辛かったんだ。
みんなが「命」を知ったのだろう。

「この命を持って残りの人生を完遂させること」

それが今の自分にできることかなと思ってみた。
そうして身体をいつか空へと返すとき、
お互い笑顔で逢えるんじゃないかなと誰かが言ってた。
先がどうなるかなんてわかりっこない。
だけどまずは立って歩かないと。
鳥は飛ぶためにまず立って歩く。
僕は飛べないけど、この命はまだ続いてる。



6月25日0時07分

2005-06-25 01:21:43 | 命日
6月25日0時07分、妻が亡くなって一年が経ちました。
時間に合わせて、仏壇に手を合わせました。
長くて早かったような気がする。
この一年、いろいろ考えた。
今もまだまだ考えてる。
前述したけど、
今の自分は、まるでおじいちゃんだ。
静かに余生を過ごすかのように毎日を送ってる。
友人曰く、おじいちゃんは、

友人:「お茶とお茶菓子と盆栽とゲートボール。それから健康ランド。」

らしい(笑)

私:「そこにビールはないのかい?(笑)」

と聞くと

友人:「もちろん、風呂上がりにビールと枝豆。」

と返事が来た。
そんな何気ない会話の中から、
いつなんどきも、楽しみを忘れるなということだと勝手に受け取った。(笑)
そしてその時、僕は少しだけ笑った。
妻の大学の友人(今となっては私の友人)たちは、明日みんなでお墓参りに来てくれる。
ありがとう。

あの頃と変わらず、ふたりでお待ちしてます。