大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

みんなと一緒に遊べたね!

2011年03月30日 | 児童デイサービス
 スタッフのHさんに久しく学校の教室にもぽぽろのプレールームにも入れなかった(入りにくかった)Riちゃんが何故に入ってきて楽しく遊べたのか?を書いてみてねと頼みました。以下がその投稿です。


 先週の子どもたちの様子も追加します。
 4時から来る水曜メンバーもペンキでいろいろな作品をつくりました。
 Hiちゃんも絵を描き、次の日にうれしそうにもって帰りました。
 毎日ぽぽろに来ているHiちゃんは、春休みはぽぽろに来れないから、少しさみしそうでした。いつもぽぽろに来たらテントでつくる「おうち」。またつくろうね~。


 Sちゃんは段ボールをつなげて家にして、台車につなげて自分が入って楽しみました。


 Moちゃんも、学校で作った本棚にペンキをかわいくぬりました。
 写真がなくてごめん。

 もうひとつ。Riちゃんのことを書きたいと思います。
 最近プレイルームに入ってくれなくって、和室の入口とか廊下にいることが増えていて、スタッフ間でもRiちゃんを来所時ぐらいでもプレイルームに入ってほしいね、と話していました。子どもの数が多い土曜日に、太鼓をたたきたい想いが強かったからか、テントを心の支えにしつつもプレイルームでみんなで遊べたRiちゃんがいました。
 お弁当も会議室で食べることができました。(学校ではほとんど食べない日もあるようです)
 この金曜日には、「テントで食べよう」と誘ってお弁当をプレイルームでみんなと一緒に食べれたし、おやつも部屋で食べれました。お弁当を食べてからは、ぽぽろに入りにくそうでしたが、ぽぽろの入口にトランャ潟唐ィいて、トランャ潟唐ノ二人で座って「小さい家(ドールハウス)でウサギさんとあそぼう。今日はウサギさんとどこに遊びにいきたい?ピクニックかな?」などと話して、プレイルームの奥の部屋で遊びたいことを伝えると、私の手を持ってビューンと走って奥の部屋に行きました。少し人形で遊んでからは、ジャンボ滑り台にも積極的に滑りにいけました。みんなの中で遊べたのは太鼓と同じように好きな遊びだったからでしょうか。
 金曜日は昼から雨の予報だったので、午前中に公園に行ったんですが、公園が好きなRiちゃんは昼からも行きたい様子。途中までいったん行きましたが帰ってきました。その後、ともだちの靴が公園に置きっぱなしなんで取りに行ってほしい、と連絡があったので、Riちゃんと行きました。自転車に乗っていかなかったので、おんぶを迫られましたが、電柱に飛び移るゲームで二人で歩いて公園に行くことができました。公園で遊びたいからしばらくは帰れないだろうなぁと覚悟をしていたんですが、「○○くんの靴を取りにいくよ」と公園に行く前に伝えてたからか、砂場で友達の靴を見つけるとすぐに私に靴を手渡して帰る方向に歩き出します。自分が遊びたい気持ちをおさえて、きちんと目的をもって行動できるのはすごいなぁと思いました。
 プレイルームに入れなくなったきっかけはまだまだ何かわからないんですが、Riちゃんの好きな遊びで誘ったり、心の支えになるようなもの(今はテント)をおいて、なるべくみんなと一緒に遊べるようになってほしいなぁと思います。


 (土曜日の「音楽遊び教室」で大好きな太鼓が登場したことが第一段階だったんですね。その時も太鼓に誘われて久しぶりにプレールームに貼って太鼓を楽しみました。
 そしてこの日。テントという空間は彼女にとっては居場所になったのでしょうね。そして、HiさんがRiちゃんとの関係性を強め、言葉のやり取りの中できっかけをつくったことは大きいですね。プレールームに入ってすぐのところでトランャ潟唐ノ座りながら言葉のキャッチボールの中でのきっかけ。いわば水際作戦ですね。久しぶりにプレールームのジャンボすべり台で遊ぶRiちゃんは生き生きしていました。Riちゃん、いっぱい聞いてもらえてよかったね。ぽぽろ番)