ポリ袋ブログ

主にポリ袋について書いています。

永観堂のマイ靴袋

2022年02月24日 11時15分00秒 | レジ袋
京都の永観堂は紅葉の名所として有名だ。

紅葉が美しいということは、新緑の季節もまた美しい。

そして永観堂は紅葉の他にも人気の仏様がいらっしゃる。


本堂に安置されている阿弥陀如来像は、顔をななめ後ろに向けており、その姿から「みかえり阿弥陀」と呼ばれている。

なぜ、顔をななめ後ろに向けておられるのかというと「歩くのが遅い」とお叱りになった姿を彫ったからだ。

私が訪れたのは紅葉の季節ではなく、新緑の季節でもなく残暑が残る9月だ。

レジ袋有料化前、そしてコロナ前でもあり、永観堂は多くの外国人観光客が訪れていた。

入り口に設置してあるレジ袋に靴を入れて、回廊を行く。

回廊からも青紅葉が壁のように連なっており「秋は紅葉の永観堂」と称されるのは当然のことに思える。

回廊を進み本堂にやって来た。

この阿弥陀様、案外小さい。

「160センチくらいかな」と勝手に想像していた。

熱心な女性ファンがいて長い間微動だにせず眺めている。

仏像のファンは女性が多い気がする。

出口にレジ袋の回収ボックスがあるが、また靴袋として再利用されることは無いようなので、持ち帰ってゴミ袋として再利用することにした。

さて、コロナが抑え込まれているので、そろそろ旅行できるかと思い、永観堂のホームページを検索すると、気になる項目がある。

それは、拝観の際には「マイ靴袋」をご持参ください、という項目。

レジ袋有料化後、靴を入れるためのレジ袋の減量に力を入れているようだ。

コロナ禍で世界は大きく変わったが、レジ袋有料化でも、いろいろ変わることがある。

それが地球のためになっていることを願う。


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