2019年5月25日 弘前城に向かう。
駅前は閑散としていたが、商店街に入ると急に人通りが多くなる。
ショッピングセンター内でパンを買い、金のかかったレジ袋に瞠目し、カバンにしまい弘前公園に急ぐ。
すでに夕方が迫っているがまだまだ暑いし明るい。
弘前公園に到着するとさらに人が増えた。
観光客と思しき人や地元の人が散歩している姿、家族連れ、5月の青空の元、さまざまに楽しんでいる。
現在の弘前城は石垣の修復作業中で天守は本丸の中心近くまで移動されている。
天守を眺めるための展望台が設置されていてベストポジションでながえることができるのだが、やはり物足りない。
やはり天守は石垣の上にそびえてこそだ。
「置かれた場所で咲きなさい」という本がベストセラーになった。
どんなところに置かれても、そこで環境の主人公となり自分の花を咲かせようと努力することを述べている本だが、弘前城もこの場所で精一杯弘前の街を見守っているのだろう。
置かれた場所で咲きなさい
渡辺和子著
随分歩いたのでお腹がすいた。
弘前市立博物館の前のベンチでさっき買ったパンを食べる。
どんなパンを買ったかは思いつかないがこの猫のプリントしてあるレジ袋は今でも覚えている。
石垣の修復が終わり天守が元の位置に戻ったら再度訪れてみたい。
そしてレジ袋有料後、このパン屋さんのレジ袋はどんな風に変わったかも確認したい。