巻頭写真 : 「ラ・ターブル・ド・ラ・グロット」
海から切り立った山『コルシカ島』は
地球の原初の姿を多く残していて「Ile de la Beauté 美の島」と呼ばれる
地球の原初の姿を多く残していて「Ile de la Beauté 美の島」と呼ばれる
地上に楽園『Domaine de Murtori』シリーズ最終回
残りの2軒のレストランを訪れよう
その2軒は「山のレストラン」と「海のレストラン」
まず山の方から
『ラ・ターブル・ド・ラ・グロット(岩の洞窟)』
『La Table de la Grotte』
この類い稀なるレストランは
大岩の露出する山中の岩室と巌岩の周辺にへばりつく奇異なるロケーションを誇っている
入り口
同 夜景
同
中は階段だらけ
客席間の標高差も半端ない
ほぼ頂上に岩室の外の席のための飲み物を出すバーがある
スタッフの運動量も半端ないことになる
たまには貸切のパーティーも
食事は薪で煮炊きする伝統料理が多い
勿論繊細な創作料理も沢山あります
※
最後の最後に「海のレストラン」に行ってみましょう
『Table de la Plage(海辺の)』
『La Table de la Plage』
この「レストラン(!)」の型破りなところは
プライヴェート・ビーチの「好きなところ」(ある程度)に
席が作ってもらえるところ
茂みの中にアクセスの道が作ってある
そこを歩いてくると
こんな感じで出入り口があり
「海の家」のような場所に出る
海の家と書いたが
リネンの類は最高級品です
一応メインとなる場所にはバーカウンターもあり
かわぞ杯で乾燥させた木の枝を組み合わせて
屋根とともに大小のテーブルが設置されている
予約に応じて「パヴィヨン」の名前の入ったプレートが置かれる
茂みの中より水辺で食べたい人たちもいるので
あちこちに席が作られる
最終的にはこんなテーブルも出来上がる
本来は食前酒ヤコーフィーのためのローテーブルとソファーで食べる人もいる
料理は当然海の幸が多いのだが
テーブルの人数に合わせた前菜盛り合わせみたいなものもある
「フェルム」「グロット」「プラージュ」
3店ともに「ワンプレート・ランチ」もある
ドライフルーツやナッツとブリオッシュの健康的なランチプレートも
ちなみにプレートはコルク樫の皮を剥いだ「コルク」そのもの
マグロの炙りと切り落としのシャーロット仕立て
アサリのスパゲッティ
タコのカルパッチオ
蟹の爪のサラダ
きゅうりとマグロ
お魚と夏野菜
お魚とイノブタ(コルシカ名物)のスープ煮込み マキ風味
オーヴンで焼いたリゾット
エビと貝類
エビと貝類とタコ
トマトとパプリカとエビとベビー野菜
蟹のパスタ
シーフードのスパゲッティ
カサゴ
「本日のお魚はこれらでございます」
昼食が済むと浜辺でお昼寝タイム
お昼だけではありません
ディナーを水辺で鳥田いう人たちのためのライティング
そして「パーティー」を頼むと
こうなります
どう考えても
『Domaine de Murtoli ドメーヌ・ド・ムルトーリ』
は
地上の楽園と呼ぶに異論はないですよね
では次回からは「サルテンヌ」を発って先に進みましょう
= = = = = = = = = = = = = =
皆様のご感想ご意見をお待ちします
※
旅行の立案や実行に関心のある方は次のサイトもどうぞ
https://veritas21.com 『こんな旅がしてみたい 誰も真似のできない旅のプランナー』